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＜大阪＞告発した元職員　免職取り消しを求める

(2/10 12:41)

大阪市河川事務所の職員が、集めたゴミから現金などを抜き取り着服していた問題で、懲戒免職処分を受けた告発者の元職員が、処分の取り消しを求める訴えを起こしました。

訴えを起こしたのは着服を内部告発し、懲戒免職処分を受けた大阪市の元職員です。市は去年１２月、河川の清掃で集めたゴミから現金を抜き取り、着服したなどとして元職員を含む４２人を、処分しました。元職員は、「隠し撮りを怪しまれないよう現金をいったん受け取ったが、すぐに捨てた」と着服を否定し、自分の処分は、報復と見せしめが目的で行なわれたとしています。記者会見で元職員は、「どうして免職なのかということは、まだ実感わかないですね。考えた時にやっぱり見せしめかなと」「裁判で勝ち取ることで立証したい」と話していました。元職員の弁護士は、「処分は、言ったものが損をするという状況を生み出し、内部告発を妨げる」としています。

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