武州山自ら携帯&通帳提出も必要なかった
八百長問題で特別調査委員会は、10日も都内で関取以上を対象に聞き取り調査を行った。東十両4枚目の武州山(34=藤島)は、携帯電話と預金通帳を持参して、任意で提示した。「持ってきたんですけれど、必要なかったみたいですね」と苦笑い。調査委はその場で見せる「提示」は求めているが、預かって詳細に調べる「提出」までは求めていないという。「しゃべらないように言われてますから」と聴取の詳細には口を閉じたが、積極的な調査協力で自身の潔白を真っ向主張した形となった。
この日は武州山のほかにも、八百長への関与を認めた竹縄親方(元春日錦)や疑惑力士の豊桜のほか、大関魁皇、雅山ら21人が同会場を訪れた。面談は力士1人に対して弁護士ら2人が担当し、やりとりは録音しているという。これでこの日までに計54人が、調査委の聴取に応じた。「かん口令」が敷かれているため各力士の口は重く、魁皇も聞き取りについては「いろいろです」と話しただけで足早に帰りのタクシーへ乗り込んだ。
[2011年2月11日7時37分 紙面から]
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