被害者との接点は見つからず
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被害者との接点は見つからず

2月11日 4時10分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

先月、東京・目黒区の住宅で80代の夫婦が殺傷された事件で、警視庁は、福島県いわき市に住む65歳の男を、10日夜、殺人と殺人未遂の疑いで逮捕しました。調べに対し男は何も供述しておらず、これまでの捜査では被害者との接点は見つかっていないということで、警視庁は犯行の動機などを調べています。

逮捕されたのは福島県いわき市に住む自称、無職の木村義昭容疑者(65)です。警視庁の調べによりますと、木村容疑者は、先月10日、東京・目黒区上目黒の住宅で大原道夫さん(87)を刃物で刺して殺害したうえ、81歳の妻にけがをさせたとして、殺人と殺人未遂の疑いが持たれています。警視庁は、事件のあと、犯人と特徴がよく似た男が最寄り駅の中目黒駅に向かう途中の複数の防犯カメラに写っていたことから、都内の主要な駅などのカメラの映像を分析して捜査を進めてきました。その結果、事件当日の昼前、東京駅のバスターミナルのカメラに、いわき市からの高速バスから犯人と似た男が降りる姿が写っていたことが分かり、バスの予約を調べたところ、自分の名前で予約していた木村容疑者が浮上したということです。調べに対して木村容疑者は何も供述しておらず、これまでの捜査では大原さん夫婦との接点は見つかっていないということで、警視庁は、犯行の動機やなぜ大原さんを狙ったのかについて調べています。