NHK山形県のニュース　山形放送局

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除雪費名目の詐欺　相次ぐ

建設業者を名のり、道路の除雪費用などの名目で現金をだまし取る詐欺事件が県内で相次ぎ、警察は「建設業者が、住民から道路の除雪費用などを請求することはない」として、注意を呼びかけています。鶴岡警察署によりますと、先月３１日から、今月１０日までの１１日間に、鶴岡市と三川町で、地元の建設業者を名のり、道路の除雪費用や工事代金を徴収するという手口で現金をだまし取る詐欺事件や詐欺未遂事件が１０数件、相次いでいるということです。
このうち鶴岡市では、今月はじめ、８１歳の女性の自宅に、地元の建設業者を名乗る３０代から４０代とみられる男が訪れ、「近くの道路の補修工事を行っていますが、金が足りないので近所の人たちから集めています」などと言って、現金５０００円を徴収していったということです。
このほか、同じような手口で、２人の高齢者が被害にあっていますが、いずれも家族のいなくなる日中を狙った犯行でした。
警察は、「建設業者が、住民から道路の除雪費用などを請求することはない」としたうえで、「このような訪問者があったら、現金は渡さず、落ち着いて、男の特徴や車のナンバーを確認して警察に届けてほしい」と注意を呼びかけています。

02月10日　19時36分

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