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京都・舞鶴の女子高生殺害:被害者の母出廷 涙で「犯人憎い」--京都地裁公判

 京都府舞鶴市の女子高生殺害事件で、殺人などの罪に問われた中勝美被告(62)の第4回公判が10日、京都地裁であった。被害者の母親(40)が検察側証人として出廷。「私の命より大事なかけがえのない娘だった」と涙で声を詰まらせ「すごく悔しい。犯人が殺してやりたいくらい憎い」と語った。母親は事件後、折に触れ報道陣向けに手記を出してきたが、肉声で事件を語るのは初めて。

 08年5月8日の遺体発見前、現場近くで娘の服やバッグが見つかった際の思いを「頭が真っ白になり、何が何だか分からなくなった」と証言した。【古屋敷尚子、熊谷豪】

毎日新聞 2011年2月10日 大阪夕刊

 

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