3年前、京都府舞鶴市で女子高校生を殺害した罪に問われている男の裁判で、被害者の母親が出廷し娘を殺された無念さを語りました。 2008年5月、舞鶴市の雑木林で高校1年生だった小杉美穂さん(当時15)が殺害された事件では、決定的な証拠がないなか警察は、現場近くに設置された防犯カメラの映像をもとに中勝美被告(62)を逮捕しました。 被告は一貫して無罪を主張していますが、10日は殺された美穂さんの母親が検察側の証人として出廷し「防犯カメラに映っているのは娘で間違いない」と述べました。 また「なんでこんなことになってしまったのか悔しい。犯人は私が殺してやりたいぐらい憎いです。少しでも人の心があるなら、罪を認めてなぜこんなことしたのか話してほしい」と泣き崩れました。 午後からは、事件直前まで美穂さんと連絡をとっていた同級生が証人として出廷する予定です。 (02/10 12:35)