統一教会信者の男を逮捕 脱会女性にストーカー容疑統一教会を脱会した元信者の女性に付きまとったとして、警視庁公安部は7日、ストーカー規制法違反の疑いで、埼玉県越谷市大泊、統一教会信者で職業不詳の宇佐美隆容疑者(42)を逮捕した。 公安部は同日、宇佐美容疑者宅を家宅捜索。ほかの複数の信者も女性宅近くで付きまとい行為をしていたとみられ、統一教会の組織的な関与の有無を慎重に調べている。 逮捕容疑は昨年6月から同年11月まで計5回にわたり、2007年2月の合同結婚式で知り合い、08年12月に脱会して婚約を破棄された元信者の女性(36)に対し、東京都新宿区の路上で待ち伏せるなど、ストーカー行為をした疑い。 公安部によると、宇佐美容疑者は「ストーカー行為ではない」と話している。同容疑者は女性の父親の車に衛星利用測位システム(GPS)機能付きの携帯電話を張り付け、女性の居場所を確認していたとみられる。 脱会直後からストーカー行為が続き、女性は1月、警視庁に告訴状を提出した。 【共同通信】
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