［佑ちゃんに聞く］実戦でもっとやってみたい

　―初の打撃投手を終えて。
  「打撃投手ということで、基本的には打たせた感じです。５、６割ぐらいの力。フォームのバランスを多少は意識しました」

　―今季初めて打者を立たせての投球だった。
  「自分自身がすごく気持ちよく投げられた」

　―打席に立った中田、糸井の印象は？
  「どちらも、この時期にしては振れているなと思った。プロで何年もやっている打者ですので。あとは実戦でもっとやってみたい」

　―中田は高校３年夏の甲子園以来の“対決”。
  「パワーがあるなと思った。チームメートとして、心強い」

　―中田の成長は感じた？
  「アウトコースを流して打つあたりは、やっぱりプロだなと思った」

　―今後の予定は？
  「まだ決まってないと思いますけど、オープン戦が入っているので、そこに向けて仕上げていきたい」

　―新たな発見は？
  「１球カーブを投げて、いい感じで投げられたというのと、審判のストライクゾーンも改めて見られたので、良かったと思う。ボール１、２球、狭いかなと感じた。何球か『あっ、これがボールになるんだ！！』というのが、ありました。きょうは（１球をのぞいて）真っすぐだけだったので、後は変化球でどうカウントをとるかだと思う」

　―大学とプロの違いは？
  「パワー。芯に当たる確率が高い。大学でもいい選手はいましたが」

　―カーブを投げた意図は？
  「体がカーブを欲していたので（笑い）」