国際【北方領土】ロシア外務省、首相の「暴挙」発言に「極めて非友好的だ」と批判、「態度変えろ」と牽制2011.2.10 11:35

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【北方領土】
ロシア外務省、首相の「暴挙」発言に「極めて非友好的だ」と批判、「態度変えろ」と牽制

2011.2.10 11:35

 ロシア外務省のルカシェビッチ情報局長は9日の定例記者会見で、日本とロシアの北方領土問題をめぐる対話の雰囲気は「日本の指導部による極めて非友好的な発言によって著しく損なわれた」と述べ、日本政府の対応を批判した。

 メドベージェフ大統領による昨年11月の北方領土・国後島訪問を「許し難い暴挙」と非難した菅直人首相の発言を念頭に置いたものとみられる。

 情報局長は、11日にモスクワで行われる前原誠司外相とラブロフ外相の会談では北方領土問題も議題になるとの見通しを示した。その上で「日本側がロシアに対する態度を根本的に変更するよう望む」と述べ、日本側を牽制(けんせい)した。

 情報局長はまた、ロシア側が提案している北方領土での日露の共同経済開発は「厳格にロシアの法の枠内で実現されなければならない」と強調した。(共同)

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