国際将軍様「最強伝説」が残る…北の“スゴい”ゴルフ場 大会参加者を募集中+(1/2ページ)(2011.1.15 08:47

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将軍様「最強伝説」が残る…北の“スゴい”ゴルフ場 大会参加者を募集中

2011.1.15 08:47 (1/2ページ)

 深刻な食糧不足に陥っている北朝鮮が4月下旬に「アマチュアゴルフオープン」の開催を決めたことが判明した。すでに英国の旅行社が特設サイトを開設し、参加者を募集している。外貨稼ぎが目的とみられるが、北のゴルフ場は他国にはみられないスゴい魅力があるらしい。(夕刊フジ

 英国の北朝鮮旅行を扱う旅行社の特設サイトによると、大会は4月26-30日に平壌から約27キロ離れた平壌ゴルフ場で開催。参加費用は999ユーロ(約10万9000円)で、中国から北朝鮮への国際列車料金や宿泊費、食事代、3日間の観光ツアー代、査証発給費などが含まれるが、中国までの移動旅費は別途、参加者が負担する。中国では国境に近い丹東の旅行社が参加者を募る。

 北のメディアでは過去に金正日総書記(69)が「初めてのラウンドでホールインワン5個を含む38アンダーで回った」と報道。“最強伝説”を破るゴルファーは出現しないだろうが、同ゴルフ場を訪れたことのある日本人旅行者は「なかなかいいコースだった」と証言する。「まず、広大なコースにはだれ一人として客がいないのでのびのびとプレーできる。コースのすぐ隣で、せっせと農作業をする人がいるなかで遊ぶのは申し訳ない気分になるが、サウナや食堂もあるので設備面では問題ない」と話す。

 平壌ゴルフ場は在日朝鮮人の資金援助で1987年9月にオープン。45ヘクタールの敷地に全18ホール(パー72)が広がっている。

 このほか、平壌市内には焼肉店併設の打ちっ放し練習場がある。景勝地・金剛山には韓国資本から接収したゴルフ場が存在。すり鉢状のグリーンにのせるだけでカップインする「ホールインワングリーン」や「世界最長」を謳う1014ヤード(パー7)が存在するなど、アマチュアゴルファーを虜にしそうな観光資源が点在している。

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