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2011年2月9日(水) 19:27 |
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宇高航路、国の説明に自治体はノー
宇高航路の存続に向けて、国と自治体でつくる宇野高松交通連絡協議会の会議が、高松市で開かれました。 国側が宇高航路支援に活用できる来年度予算案について説明しましたが、地元自治体からは納得できないと反発の声が相次ぎました。
連絡協議会では、四国運輸局が国の来年度予算案について説明しました。 来年度予算案には、いまのところ宇高航路を直接支援するための事業はありません。 しかし、四国運輸局は予算案に盛りこまれている「海上交通の低炭素化事業」といった補助事業を活用して、宇高航路の支援につなげることができると話しました。 これに対して香川県など自治体からは、瀬戸大橋などの料金が4月から大幅な値下げになる見通しの中、これでは宇高航路の存続への支援にはならないと反発の声相次ぎました。 これに対して四国運輸局は「宇高航路の直接の支援策については、瀬戸大橋などの高速料金が正式に決まった段階で議論されることになるだろう」としています。
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