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2011年2月9日(水) 19:27 |
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林原の土地、市長「適切な開発を」
会社更生法の適用を申請したバイオ企業・林原が、JR岡山駅前に所有する土地について、岡山市の高谷市長は「適切な開発が行われるよう市としても働きかけていく」と述べました。
高谷市長は9日の会見で、林原がJR岡山駅前に所有するおよそ5万平方メートルの土地について、「岡山県を含めてこれからの街づくりに重要で非常に関心を持っている」との考えを示しました。 高谷市長は、林原が会社更生法の適用を申請した今月2日以降に、保全管理人や関係者と面会した際、「土地の切り売りはせず、適切な開発をして欲しい」などと要望したということです。 岡山市は今後の会社更生の行方を注視したいとしていますが、この土地を購入する考えはないとしています。 また、会見で高谷市長は、2009年度の市の事務費に1412件、3200万円あまりの不適正経理があったことについて「極めて遺憾であり市民にお詫びする」と述べ、再発防止と信頼の回復に努めると述べました。
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