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2011年2月9日(水) 19:27 |
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包丁持った男に保護者らが警戒
8日午後、岡山市中区で小学校の児童3人が包丁などを持った男に付きまとわれるといった不審者情報が警察に寄せられました。 児童らは近くの民家に駆け込み、けがなどはありませんでしたが、警察で男の行方を探しています。
不審者の目撃情報が寄せられたのは、岡山市中区操明小学校の学区です。 8日午後3時20分頃、中区江並で児童3人が下校中、右手に包丁・左手に黒色のナイロン袋を持った男が、児童らの後をついて歩いてきたということです。 児童らは近くの民家に駆け込み無事で、住人が警察に通報しました。 男の特徴は50歳から60歳くらいで、黒の上下服にマスク姿だったということです。 通報を受けて、警察や地元のパトロール隊などが男の行方を捜しましたが、まだ見つかっていません。 9日朝の登校時には、警察が現場周辺をパトロールし警戒にあたるとともに、通学路では校長らも児童の安全を見守りました。 また学校は児童の保護者にメールなどでも注意を呼びかけています。 警察では子ども達がこのようなケースに遭遇した場合、一人で対処しようとせず、必ず近くにいる大人などに知らせるよう呼びかけてほしいとしています。 岡山県警によりますと、不審者の情報は2010年の1年間で921件が寄せられていて、前年に比べ45件増加しています。 警察や学校では引き続き、登下校時にパトロールを行うなどし、児童の安全を確保したいとしています。
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