塩田が脚本・演出をやらせてもらった初めてのゲキハロ公演 2007年の『寝る子は ℃-ute』以来、ずっと親しくしている 宮地さんから「ちょっと話しましょう」とお誘いをいただき はじめてのさし呑み @ 港区某酒場
これぞ、ザ・酒。こんなきもちになれるから、酒って好きだ。 とおもう無上のひとときだった
『寝る子はキュート』当時、宮地さんは強面(こわもて)の 硬派武闘派系イメージで ℃-ute のマネジメント戦略の一切を 司ってる存在で、一方塩田は「このシーン絶対こうしたくて」 と、ふにゃふにゃ系のくせに頑固かつ隠れ短気な性格なので、 「この二人の現場は、深刻に揉めるかも」と親身に心配して くださる方もいたが、オレは会った時から好感を抱いていた
確かにかなり言いづらいであろうことも、スパッ、と直球で 言われたけど、宮地さんは、いつもどんなことでも、決して 「ヒトのせいにしない」のだ。オレはそういう漢(おとこ) って大好きなので、自分の意見も迷わずずっと言い続けたし、 それに対して宮地さんもウザがらずに受けとめてくれ、結果 『寝る子は ℃-ute』は、思い入れの深い大事な作品になった
その後、超多忙なのに時間をつくってオトムギやゲキハロに 足を運んでくれたり(今や懐かしの)鷺沼大人の秘密基地で 呑んで大笑いもしたけど、「さし呑み」したのははじめてで 前から好きだったけど、もっと好きになる瞬間の連続だった
日の当たらないしんどいこと、誠実な侠気で引受け切ってる。 ヒトの才能を、先見の明に富んだ希有な才覚で花開かせてる。
・・おもいやりの深い漢だなぁ・・
酌み交わしながら、目頭の奥が熱くなってきて、ヤバかった。 めちゃ旨い酒と肴。芋焼酎のボトルも一本じゃ済まなかった お会計の際に、「領収書いりません。半分ずつ割りましょう。 今夜の呑みは、仕事のつもりじゃないんで」って、二カッと イイ笑顔でワリカンだったのが、またなんとも嬉しかったナ (と言いつつタクシーしっかりおごってもらっちゃったが)
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Date: 2011/02/04(FRI)
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