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モ〜興奮!金本刺激「闘牛パワー」

 「旧正月大闘牛大会」を観戦した金本=うるま市内(撮影・出月俊成)
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 「旧正月大闘牛大会」を観戦した金本=うるま市内(撮影・出月俊成)

 阪神・金本知憲外野手(42)が9日、沖縄県うるま市内で開催された「旧正月大闘牛大会」を観戦した。右肩棘(きょく)上筋断裂の重傷から完全復活を目指すアニキが、「戦う牛」から闘魂を注入された。

 沖縄全島の「最強」を決めるメーンイベント。1トン級の“横綱”が登場すると、約3000人を集めた場内のボルテージは最高潮に達した。スペイン闘牛のように人と牛の闘いではない。時間無制限。牛対牛の真剣勝負だ。勝敗の基準は「敗走」つまり、逃げた方が負けとなる。

 「うぉ。でかいのぉ」。演出なしのガチンコ対決に金本は興奮を隠せなかった。やるか、やられるか。決戦に臨む気迫を共有するからこそ、戦場にくぎ付けとなった。今季は引退覚悟で復活を期す。どんな世界でもいい。金本は外的な刺激を求めた。阪神の選手宿舎から近い場所で闘牛大会が開催されることを知人から知らされ「一度、見てみたい」と駆けつけた。

 金本はきょう第3クールから本隊に合流する。屋外でのフリー打撃は右肩の状態を見極めてからになるが、金本自身「順調。良くなってる」と話す。闘牛魂に刺激された金本が、宜野座の芝生席に豪快な放物線を描く日も近い。

(2011年2月9日)

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