2011年1月7日 11時1分 更新:1月7日 11時3分
日本列島は7日、冬型の気圧配置が強まり、各地でこの冬一番の冷え込みとなった。東京都心も今季最低の1.8度を観測し、初氷を観測した。都心での初氷は昨冬より19日、平年より27日遅く、03~04年の冬の1月12日に次ぐ過去2番目に遅い記録となった。
東京都千代田区の日比谷公園にある鶴の噴水では、台座からたくさんのつららが垂れ下がり、マフラーや手袋で完全防寒した人たちが見入っていた。
気象庁によると、7日朝の最低気温は▽札幌市氷点下10.1度▽仙台市同3.7度▽名古屋市同1.2度▽新潟市同1.8度--など各地で今季最低を観測した。日中もあまり気温が上がらない見込みだという。
また北海道-中国地方の日本海側の広い範囲に雪雲がかかっており、気象庁は雪にも注意を呼びかけている。【飯田和樹】