2011年1月6日 20時25分 更新:1月6日 22時58分
【ドーハ江連能弘】アジア・サッカー連盟(AFC)は6日、当地での総会で役員選挙を行い、AFC選出の国際サッカー連盟(FIFA)理事に立候補していた日本協会の田嶋幸三・副会長兼専務理事(53)は落選した。
改選枠2に4人が立候補し、現職のマクディ氏(タイ)が24票、AFC副会長のフェルナンド氏(スリランカ)が23票を集めて当選。田嶋氏は19票、AFC副会長の張吉龍氏(中国)は18票だった。現職で日本協会の小倉純二会長(72)は定年となるため、日本人のFIFA理事は9年ぶりに不在となる。また、田嶋氏は立候補していたAFC副会長選は辞退し、AFC理事に就くことが決まった。
FIFA副会長選(改選枠1)はヨルダン王子のフセイン氏が25票を集め、20票だった現職の鄭夢準氏(韓国)を破った。AFC会長選は現職のハマム氏(カタール)が無投票で再選された。