ランドセル:小田原でも寄贈 紙に「お年玉です伊達直人」

2011年1月5日 19時37分 更新:1月5日 20時24分

神奈川県小田原合同庁舎前に置かれていたランドセルは、赤い包装紙で包んだ箱に入り、ピラミッド状に置かれていた=小田原児童相談所提供
神奈川県小田原合同庁舎前に置かれていたランドセルは、赤い包装紙で包んだ箱に入り、ピラミッド状に置かれていた=小田原児童相談所提供

 神奈川県小田原児童相談所は5日、同相談所が入る県合同庁舎(小田原市)の玄関前に元日夜、箱に入ったランドセル6個が置かれていたと発表した。箱の一つに「お年玉です 伊達直人」と、プロレス漫画「タイガーマスク」の主人公の名前が記された紙が貼られていた。先月25日にも、前橋市の群馬県中央児童相談所前にランドセル10個が置かれ、伊達直人の名前で「子供たちのために使って下さい」とのメッセージが残されていた。

 小田原では、赤い包装紙に包まれた箱の中に、黒と赤の新品3個ずつが入り、「群馬のランドセルの件、非常に感銘を受けました」「タイガーマスク運動が続くとよいですね」などとつづられた手紙が添えられていた。

 漫画では、孤児だった主人公が、同様の境遇の子供が暮らす施設にファイトマネーを寄付する姿が描かれている。小田原児童相談所の高野英夫管理課長は「まさかと正直驚いた。ありがたい話で、管内の児童養護施設で新入学児童のために使わせていただきたい」と話している。【澤晴夫】

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