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[政治]ニュース トピック:国会
【党首討論詳報】(4)「財政破壊のマニフェスト見直せ」 谷垣氏、さらに首相追及(9日午後)
谷垣禎一自民党総裁「総理ね。総理ね。『急がば回れ』という言葉はご存じでしょ?あなた手順ということを仰った。菅さんが考えていられる手順は、まず社会保障との一体改革、それをきちんと議論していくことが手順と仰った。しかし、それだけでは足りないんですよ。私はね、菅総理は市民運動からたたき上げてきた運動家としては尊敬していますよ。それから政策に関してはいろいろと取り組んでおられるでしょう。苦労しておられると思いますよ。だけど大事なのは国民との信頼関係だと私は思いますよ。それで、案がないからダメだといわれたけれど、案を出してもだめだというのかと、問いかけがあったけれども、問題はその案が国民との信頼関係から見てどうかということですよ。マニフェストの基礎を踏みにじるようなものだったら、片棒をかつげと。マニフェスト違反の共犯にアンタなってくれ。冗談じゃありません。私のお答えはそういうことであります。菅さん、急がば回れでありますから、ぜひ急がば回れでやってください。それでね、この問題は延々やらなきゃならないかもしれませんが…。え?答えがありますか?じゃあどうぞどうぞ」
首相「実はですね。2009年のマニフェストに。2009年のマニフェストに加えて、2010年の参院の時にもこのマニフェストを提案を致しました。2010年のマニフェストにおいては、ここにちゃんと書いてあります。つまり、早期に結論を得ることを目指して、消費税を含む税制の抜本改革に関する協議を超党派で開始しますということを書いて、それで皆さんにも提案を致したわけであります。現在のスタンスは消費税に関しては、まずは消費税から始めるのではなくて、社会保障のあるべき姿を皆さんにお示しし、それに必要な財源の中には当然消費税のことも含まれますので、そういうものを含めて協議を致しましょうというのは、すでに参議院の選挙の時の私のマニフェストにきちんと申し上げていることでありまして、そのことが国民に対する何かごまかしだということは、全く当たりませんので、そこだけは明確に申し上げておきます」
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