政治【党首討論詳報】(4)「財政破壊のマニフェスト見直せ」 谷垣氏、さらに首相追及(9日午後)+(1/4ページ)(2011.2.9 18:51

  • [PR]

[政治]ニュース トピック:国会

  • メッセ
  • 印刷

【党首討論詳報】
(4)「財政破壊のマニフェスト見直せ」 谷垣氏、さらに首相追及(9日午後)

2011.2.9 18:51 (1/4ページ)
党首討論で発言する自民党の谷垣禎一総裁=9日午後、国会・参院第一委員会室(三尾郁恵撮影)

クリックして拡大する

党首討論で発言する自民党の谷垣禎一総裁=9日午後、国会・参院第一委員会室(三尾郁恵撮影)

 菅直人首相「いろいろたくさん言われますので、私も一つ一つ申し上げなきゃなりません。まず今の谷垣総裁の答弁、お話を聞いていると、結局のところはいかに私たちが4月、6月に案を出しても、それでは議論には乗れないと。解散をして、それが終わらなければ乗られないという、こういうお答えのように聞こえましたが、私はそれはですね、先ほど申し上げたように解散をするということは、その後の政局はどうなるかもちろん誰にも分かりません。つまりは、この長年積み残してきたこの課題を、さらに先送りすることになると思うから、この段階できちんと案を出しますから、そうしたらある時には『案がないから議論に乗れない』と仰っていたじゃないですか。案を出した時にも議論に乗れないというのは、私は基本的に言っていることが違ってきていると1点申し上げます。その上で、もう1点申し上げます。私は先の参院の時に自由民主党が提起された10%を参考にすると申し上げました。そして厳しい参院の結果をいただいた上で改めて考えました」

 「やはりこの問題は単に税だけの議論を先行させては、国民の理解を得られない。手順が重要だ、順序が重要だと。そのためにはまずあるべき社会保障の姿を、きちんと国民の皆さんに丁寧に提示して、その社会保障の姿を実現する上で、どうした財源がどういう税制の上で必要になるかということを合わせて提案をして、そしてその中でご理解をいただかなければならない。そういうことで4月と6月というこの日程を決めて、皆さんに提案をしているわけです。それなのに、そういう議論もしないまま、『まず解散だ』というのは、国民の利益よりも党の利益を優先されている提案だとしか思えませんが、いかがですか」

このニュースの写真

党首討論で発言する自民党の谷垣禎一総裁=9日午後、国会・参院第一委員会室(三尾郁恵撮影)
党首討論中、民主党のマニュフェストを見る谷垣禎一総裁=9日午後、国会・参院第一委員会室(三尾郁恵撮影)

関連ニュース

  • [PR]
  • [PR]

[PR] お役立ち情報

PR
PR

編集部リコメンド

このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。
© 2011 The Sankei Shimbun & Sankei Digital