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[政治]ニュース トピック:国会
【党首討論詳報】(2)「案出せば与野党協議乗るか」首相、谷垣氏に迫る(9日午後)
「それで、もう少し、今、スケジュール、つまり具体的にこの問題をどう進めていくかという菅さんのスケジュールを伺っているわけですが、そのスケジュールを私、聞きながら、われわれの考え方も申し上げたいと思います。そこで、もう一つ確認します。あの、責任のことは逃げられた。もう一つ確認します。6月に、6月にですよ、税の改革を含む成案を得るとおっしゃったわけですね。作るとおっしゃったわけですね。そうしますとね、4月の社会保障の案は、そういう積算の根拠になるような、相当、詰まったものでなければならないはずです。それは当然、そういうことをお考えになっているでしょうね」
首相「えー、先ほどですね、私が参議院選挙で、確かに消費税のことについて、自民党の提起された10%ということを参考にしたいということを申し上げた。それはその通りであります。しかし秋になって、そのことをですね、コロッと引っ込めたというのは、間違っております。つまり、簡単に申し上げますが、いいですか、簡単に申し上げますが、皆さん、お静かにお聞きください」
「私が申し上げたのは、消費税について、それを参考にして与野党で協議をしようということを申し上げたつもりでしたが、私の言い方が、やや唐突であったために、すぐにでも消費税を引き上げるという風に誤解を招いたことを、これは私の責任も含めて、そのことを感じましたので、参議院選挙で厳しい結果をいただいた中で、もう一度、党として、党として、この問題についてしっかりと協議をしてもらいたい。こういう風に申し上げて、そして、この間のいろいろな党内の議論も踏み固めたうえで、改めて今回、今回、この社会保障のですね、考え方を、昨年の暮れには一つの5原則の社会保障の考え方をまとめ、そして、この4月にそうしたものを踏まえて、多くの党や団体の意見もきちっとお聞きしたうえで、あるべき姿を提示しようと。このことを申し上げ、併せて6月には、税との一体改革案をお示しします」
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