政治【党首討論詳報】(2)「案出せば与野党協議乗るか」首相、谷垣氏に迫る(9日午後)+(1/5ページ)(2011.2.9 17:12

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【党首討論詳報】
(2)「案出せば与野党協議乗るか」首相、谷垣氏に迫る(9日午後)

2011.2.9 17:12 (1/5ページ)
党首討論で発言を終えた自民党の谷垣禎一総裁(右)と挙手する公明党の山口那津男代表(同手前)。左は顔を覆う菅直人首相=9日午後、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影)

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党首討論で発言を終えた自民党の谷垣禎一総裁(右)と挙手する公明党の山口那津男代表(同手前)。左は顔を覆う菅直人首相=9日午後、国会・参院第一委員会室(酒巻俊介撮影)

 谷垣氏「あの、総理。もう少し端的に答えていただきたいと思います。それで、あの、スケジュール感おっしゃいました。大きなスケジュール感は私も共有しております。それから、あの、4月に案を作り、社会保障ですね。6月に成案を得る。そして見直しをする。こういうスケジュール感、今、お話がありました。私ね、順序が逆なんじゃないかと思うんです。なぜかと言いますと、これは後ほどもう少し詳しく申し上げますが、マニフェストが破綻している。このことがね、いろんなことの背後にある問題です。ですから、この処理を後回しにしようというのはね、私は順序が違うんだと思います」

 「で、まずこのことを申し上げて、それから、あの、この社会保障と税の一体改革の議論の中で、この間わが党の野田毅議員が、予算委員会の中で総理に質問して、4月に社会保障まとめられなかったときは責任を取るのかと聞いてですね、菅さんがうなずかれたということがありました。野田さんのおっしゃるのは、それできなかったら責任を取って辞めると言っているのかという問いかけですが、それはいかがでしょうか」

 菅直人首相「私はですね、谷垣総裁の言われることではありますけども、順序が逆というのは、私にはまったく理解できません。つまりですね、これはぜひ、最初に私が申し上げた、スケジュール感を申し上げました。今、私と谷垣総裁は、ほぼ同い年に近いところでありまして。この団塊世代の前後にとって、社会保障の将来は、不安感を持ってみておられます。同時に私たちの、ちょうど子供の世代の若い皆さんは、果たして自分たちのときに、今のような社会保障の給付が受けられるのかという、不信感を多く持っておられます」

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