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[政治]ニュース トピック:国会
【党首討論詳報】(1)菅首相「国造りの理念を谷垣氏からも聞きたい」(9日午後)
菅直人首相は9日午後、首相就任後初めて自民党の谷垣禎一総裁との党首討論に臨んだ。詳細は以下の通り。
谷垣氏「菅総理のご就任以来初めて党首討論ですね。この間、内政、外交、この場で議論すべき問題が沢山たまっているわけですね。総理ももっと頻繁に開きたいというご意向を持っているように側聞しております。私もそれは大賛成ですので、今後、頻繁にこの場で総理と議論させていただきたいと思っております。今日はまず第一回、色んな案件がございますが、まず社会保障と税の一体改革というところから議論させていただきたいと思います。予算委員会の議論を聞いておりますと、この問題の取り組み、総理が持っておられるスケジュール感、4月には社会保障の改革案をまとめると、それから6月には税制の抜本改革案も含んだ成案をまとめるんだ、そして9月前後にはマニフェストの見直しもすると、そして消費税率等を上げる前には、解散して国民の信を問うということのように承っておりますがそれでよろしいでしょうか」
菅首相「谷垣総裁から、最初、初めての党首討論ということで、私も野党としては党首討論に出たことがありますが総理としての出席は初めてでございます。ぜひ党首討論は一方的な質問だけではなく、お互いに討論するわけで、まさに熟議の国会にふさわしくその討論を通して色々な議論が深まっていく討論にしていきたいと私自身も思っておりますし、ぜひ谷垣総裁におかれましても、回数も私はもっと開いていいと思っておりますので、ぜひともそういう建設的な討議になるようお互いに努力をさせていただきたいと思っております。その上で、まず私の方から申し上げますと、先月の25日(正しくは24日)に施政方針演説を行いました。私の国造りの理念として、平成の開国、最小不幸社会の実現、不条理な政治を正すということについて申し上げました。今日は谷垣総裁からのご質問にはもちろんお答えすると同時に、私からもこうした国造りの理念についても、谷垣総裁としての意見をぜひ聞かせていただきたいと申し上げておきたいと思います」
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