地方【舞鶴・高1殺害】防犯カメラ鑑定人「耳の形62歳被告と一致。画素数も問題ない」2011.2.9 12:12

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【舞鶴・高1殺害】
防犯カメラ鑑定人「耳の形62歳被告と一致。画素数も問題ない」

2011.2.9 12:12

 京都府舞鶴市で平成20年5月、府立高校1年の小杉美穂さん=当時(15)=が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致死罪に問われた無職、中勝美被告(62)の第3回公判が9日、京都地裁(笹野明義裁判長)で開かれた。

 4カ所の防犯カメラ映像を鑑定した東京歯科大の橋本正次教授(法人類学)が検察側証人で出廷。中被告と小杉さんが一緒に写っているとされる現場付近の防犯カメラ映像について、実際の中被告の写真を大型スクリーンを使って重ね合わせ、「耳の形や顔の輪郭などがほぼ一致し、中被告と判断できる」と証言した。

 また、弁護側が提出した鑑定人2人の意見書で「画素数が足りずに鑑定ができない」とした点について、橋本教授は「画素数は全く問題ない。画像の身体的特徴も捉えることができる」などと反論した。

 起訴状によると、中被告は平成20年5月7日、小杉さんに乱暴しようとして抵抗され、頭や顔を鈍器で殴り殺害したとしている。中被告は初公判で起訴内容を否認し、無罪を主張している。

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中勝美被告
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