学生の出席日数を水増しした書類提出 さいたま市の専門学校理事長ら4人書類送検
留学生の出席日数を水増し、資格外のアルバイトを手助けした疑いで、さいたま市の専門学校の理事長ら4人が、警視庁に書類送検された。
「村上学園大宮文化デザイン専門学校」の村上和雄理事長(64)らは2010年、中国からの留学生ら2人が、決められた時間以上にアルバイトしていることを知りながら、在留資格を更新する際、出席日数を水増した書類を入管当局に提出した疑いが持たれている。
警視庁によると、学校側は、出席日数1%の水増しに対し、留学生から1,000円を受け取るなどしていたという。
村上理事長は9日朝、「(出席率を留学生は金で買っていた?)ない」と話した。
調べに対して、村上理事長は「少子化で日本人学生が減り、学校をつぶしたくなかった」と供述しているという。
(02/09 12:39)