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2011年2月8日(火) 19:30 |
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殺人・傷害・放火男に判決
去年2月、倉敷市で義理の姉と甥2人を刃物で殺傷した上、住宅に火をつけたとして罪に問われている男の裁判員裁判の判決です。 岡山地裁は、求刑通り懲役27年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、倉敷市の鉄筋工・大崎新市被告(44歳)です。 判決によりますと、大崎被告は去年2月、倉敷市の自宅で同居していた当時38歳の兄の妻を包丁で殺害。 さらに甥の2人にも傷害を負わせた上で家に火をつけたとして、殺人や現住建造物等放火などの罪に問われていました。 8日開かれた裁判員裁判で、岡山地裁の田尻克已裁判長は「犯行は計画的で一家を皆殺しにし、その住居に放火しようという計画内容自体極めて悪質である」などとして、求刑通り懲役27年の実刑判決を言い渡しました。 判決に対し大崎被告の弁護側は「控訴については被告と相談して考えたい」と話しています。
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