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小泉進次郎議員、最低保障年金の財源を追及
自民党・小泉進次郎議員は7日の衆議院予算委員会で、民主党がマニフェストでうたった7万円の最低保障年金の財源について政府を追及した。
小泉議員「全く具体論のないマニフェストだということじゃないですか。最低保障年金7万円、これは言ったけども、どうやって実現するかわからないということじゃないですか」
枝野幸男官房長官「制度設計の詳細は、まさに政権を取らせていただいた4年間の中で行うということを、マニフェストの中に明示させていただいている。その上で、いずれにしても最低保障年金7万円、そして一元化された所得比率年金というその骨格部分については、国民の皆さんにお約束をさせていただいている」
小泉議員「ざっくりしたことを言っているだけじゃないですか。口先だけですよ、そんなの。最低保障年金7万円、年金は一元化、これくらい大きなものだったら別にどの政党でも言えるじゃないですか」
小泉議員は、マニフェストで16.8兆円の新たな財源を生み出すと掲げたことについて「国民への謝罪はないのか」とただした。これに対し、枝野官房長官は「部分的にできていないことは認めるが、マニフェストに示した方向に政治が変わっている。今後も最大限に努力する」と強調した。
また、自民党・小野寺五典議員は、民主党が野党だった08年、在日米軍駐留経費の日本側負担、いわゆる「思いやり予算」に反対したことについて、「3年前に反対したのは間違いだったということか」と追及した。これに対し、前原誠司外相は、当時の反対理由も「ホストネーションサポート自体が不必要とは書いていない。中身がおかしいということで反対したのであって、3年前が間違いだったとは思っていない」と反論した。
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