明治時代の新聞の面白記事を読んでツッコミ入れてこうぜ
2011-2-5
:管理人の記事ストックを代理人が投稿:(通常更新再開では無いです)
1 名前:1:2010/10/15(金) 22:57:05.46 ID:s/gix5bx0
この前、新聞の記事を錦絵(多色刷り浮世絵の事)にした
明治時代の「新聞錦絵」の画集を買ったんだけど、
つらつらと読んでると結構面白い記事が出てくる訳よな。
で、まぁ、それに対して、色々とツッコミ入れていこうぜ!
…みたいな感じで。
1 名前:1:2010/10/15(金) 22:57:05.46 ID:s/gix5bx0
この前、新聞の記事を錦絵(多色刷り浮世絵の事)にした
明治時代の「新聞錦絵」の画集を買ったんだけど、
つらつらと読んでると結構面白い記事が出てくる訳よな。
で、まぁ、それに対して、色々とツッコミ入れていこうぜ!
…みたいな感じで。
2 名前:1:2010/10/15(金) 23:00:05.15 ID:s/gix5bx0
月岡芳年:郵便報知新聞/第四百五十二号

尾張国知多郡亀崎(現:愛知県半田市)のある酒造家は
毎年「ふんどし祭り」という奇祭を行っている。
この家の主人は、30年前、富士山登頂の折、山頂で婦人の褌を拾った。
女人禁制の霊場で、このようなものを見つけるとは開運の印であろうと持ち帰り
「鰯の頭も信心」とばかりに、その後精進して財産も富士の山の如くに貯まった。
そして、件の褌を座敷の真ん中に奉り、一日に千金を費やして
参詣者にご馳走を振る舞っているが、実に けがらわしい祭りである。
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:02:23.75 ID:Yf/pWDO30
あの酒俺のっすよww
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:04:23.14 ID:pKvWsXw4O
しじい「なんじゃてぇ~?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:10:00.83 ID:YsIt9FTl0
霊場にカマがいましたよって話?
7 名前:1:2010/10/15(金) 23:12:21.92 ID:s/gix5bx0
落合芳幾:東京日々新聞/八百十三号

讃岐国 香川郡 東上村(現:香川県高松市か)の「お乙」は、
生まれは男ながらも、幼少の頃より女として育てられた。
18歳で高松藩の某家へ下女奉公し、同家の娘や近隣の女性たちとも
性的な関係を持ったが、誰も男と疑うものは無かった。
そんな お乙 に対して、塗り師の早蔵は男と知りつつ結婚するが、
3年後の戸籍調査で、お乙が男性である事が発覚し、男性である事を
周囲に示すために、結っていた長髪は切られて散切り頭となったのだった。
>>7
「同家の娘や近隣の女性たち」は、
相手が女だと信じて「性的な関係を持った」んだよな?あれ?
>>13
元記事の文章だと
同家の処女(むすめ)と姦通なし、近き隣(あたり)が
婦女子等(おんなら)にたち交わりて戯るれど、更に疑う人も無く
となってるので、バレなかった…という事になるのか…な?
8 名前:1:2010/10/15(金) 23:24:16.51 ID:s/gix5bx0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百八十九号

讃岐国 象頭山村(現:香川県琴平町)に住む通称「グデン徳」は大の酒好き。
ある日、賭けで二升の焼酎を一気飲みし、そのまま絶命してしまった。
ところが葬式の後になって蘇生し、墓穴から這い出したことによって
自分が一度死んだという事に気付いたが、それよりも寒くてたまらない。
その時、寺ではバクチ打ち数名が焚き火を囲んで博打の真っ最中であったが
暖を求めて現われたグデン徳の姿を見て「出たーッ!!」とばかりに大慌てで
逃げ出してしまい、その場に残していった金二十円余りは、
グデン徳に対し与えられたとの事。
9 名前:1:2010/10/15(金) 23:32:30.05 ID:s/gix5bx0
落合芳幾:東京日々新聞/八百三十八号

とある70過ぎの老人が下女との間に子供をもうけ後妻に迎えた。
しかし、下女の戸籍を調べると、なんと彼女は老人の息子の妻が、
以前に別の家で産んだ娘で、側に出自を隠して置いていたのだった。
すなわち、老人は義理の孫娘を妻にしていたのであった。
なんとも系譜が大いに混乱したという話しである。
>>9
この記事、絵は必要ないよな
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:36:55.27 ID:5vcgFjp60
やだ何このスレおもしろい
12 名前:1:2010/10/15(金) 23:48:25.15 ID:s/gix5bx0
月岡芳年:郵便報知新聞/第六百号

武蔵国 足立郡 川口町(現:埼玉県川口市)の三五郎蕎麦屋は有名店で
今日は大晦日のために大忙しであったが、
三五郎の妻は大混雑に対して小言をだらだらと言うばかり。
そんな最中、用事の為に三五郎が近所に行こうとしたところ、妻は激怒し
火鉢で沸かしていたヤカンを彼の顔へと投げつけ、三五郎は全治一ヶ月の
重症を負ってしまった。
しかし、不思議な事に三五郎は、かつて疱瘡(天然痘)に罹ったために
それまで顔にはアバタがあったが、火傷が治るとアバタの痕はすっかり
きれいになっていたという。
14 名前:1:2010/10/15(金) 23:57:10.42 ID:s/gix5bx0
落合芳幾:東京日々新聞/千九号
上総国 市原郡 矢田村(現:千葉県市原市)の平田留次郎は
40歳になってもイ〇ポのままであることを事あるごとに嘆いていた。
ある時、巡礼の者から「死んだ女と交われば治る」と聞いた留次郎は、
早速、先日17歳で死んだ某村の娘の墓を掘り返してこれを実行した。
そして死体も埋めずに捨て置いていたが、明治8年5月2日に事が
発覚、逮捕された後に裁判所へと勾留されたという。
>>14
「死んだ女と交われば治る」
「これを実行した」
交われば治るって、それもうイ〇ポ治ってるじゃねーか
それとも死んだ女限定で交われたってことか
>>15
たぶん後者の方だと思われ。
19 名前:1:2010/10/16(土) 00:15:10.61 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百七十一号

品川のとある家で、コトが済んでも金を払わず、
私娼を足蹴にして逃げた外国人がいた。
私娼は仕方なしに、外国人が落としていった金時計を
代金の代わりに持ち帰ったが、その金時計については
領事館に遺失物の訴えが出ており、逆に娼婦は窃盗の罪で
懲役となってしまった。
金時計を持つほどのステータスのある外国人が、
よもや このような事をするとは油断のならない事である。
20 名前:1:2010/10/16(土) 00:29:25.11 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/七百八十一号

東京の日本橋馬喰町に住む2人の男が商用で八王子に行く途中、
道端の厠で用を足していたが、ふと独り言で
「美味いものを食った後の糞を、肥溜めの中に うっちゃっておくのは惜しいよな」
と冗談を言ったところ、芋畑にいた農夫数人がこれを聞きつけた。
農夫達は鎌や鍬、肥柄杓を引っさげて男達に迫り
「そんなに惜しい糞なら持っていきな、こんなところに垂れていく事はならねぇ」
と、男達は あまたの農夫に護送され、結局八王子に到着するまで、
芋の葉に包んだ大糞を持たされるハメになったのだった。
21 名前:1:2010/10/16(土) 00:42:01.98 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百九十六号

親子の情というものは人畜の差無く篤いものである。
松戸の渡船場で、二頭の大きな犬が取っ組み合いの大喧嘩を始めた。
野次馬が固唾を呑んで見守る中、一匹の子猫が加勢し、耳に噛み付き
にわかに形勢は逆転した。
これは母親を噛み殺された子猫の果敢な仇討ちであった。
動物ですら報恩の心を忘れないのである。
22 名前:1:2010/10/16(土) 00:51:37.11 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/千六拾号

神奈川県小倉村の そうめん屋、源兵衛の養母・おたき は今年で87歳。
彼女は元来の浮気性であり、職人の弥助と関係しているという噂が立ち、
そのことが主人である源兵衛の耳に入り、弥助はクビになってしまった。
おたきは恋煩いに明け暮れ、弥助のことばかり大声で叫ぶので
家族は狐憑きかとばかりに祈祷を行ったが、一向に効果が無く、
結局、おたきは骸骨のように痩せ衰えてしまった。
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 00:54:34.74 ID:hdyvf6n5P
>>22
どうみても即身仏
24 名前:1:2010/10/16(土) 00:59:39.42 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第六百二十八号

長崎県 長与村(現:長与町)は山深い山村で、
村人達は毎夜 女子供をたぶらかし、田畑を荒らす
2匹の老狐に悩まされていた。
業を煮やした村人は、ついに村中総出で巣穴を探し出し、
2匹を捕らえて打ち殺し、晒し首としたのだった。
26 名前:1:2010/10/16(土) 01:10:04.20 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/九百十一号

秩父郡 薄村(現:埼玉県 小鹿野町)に住む農民・某の枕元に
ある夜、亡き妻の幽霊が現われた。
幽霊が言うには、生前自分が使っていた櫛やかんざし、
小袖が惜しく、お前様のことも案じられるので出てきたという。
そこで農夫は亡妻が惜しいと言った品々を枕元に置いて寝ると、
それらは全て、翌朝には消え失せていた。
しかし、農夫の話を聞いて怪しく思った知人たちが泊まり込んでいると
その夜も幽霊が現われ、今度は金が欲しいと言う。
知人たちが跳ね起き、幽霊を ひっ捕らえると、
その正体は、幽霊に扮した隣家の女房であった。
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:17:54.35 ID:B6UKpn3z0
>>26
アホなことやってんなwww
28 名前:1:2010/10/16(土) 01:25:36.25 ID:NYYfMNSo0
似たようなネタでもうひとつ
落合芳幾:東京日々新聞/千四十五号

肥前国 唐津(現:佐賀県 唐津市)に住む とある老夫婦は大層ケチで
爪に火を灯すような生活で500円という大金を貯めた。
そのうちに夫が亡くなったが、夫は死ぬ間際に、
今までに貯めた金を棺に納めるように命じたが、
親類の勧めにより空の財布を棺に納めた。
初七日になり、老婆は親類から ぼた餅を貰うが、食べるのをすっかり忘れていた。
すると、その晩、老婆の前に閻魔大王の使いと名乗る青鬼と赤鬼が出現し、
「汝が夫の遺言に背き、棺に金を入れなかったゆえに、亭主は地獄の攻めを受けている。
されば早急に惜しんだ金を出し、亡き夫に対して詫びを述べよ」と迫った。
老婆は驚き、これを少しも疑うことなく土蔵に金を取りに行ったが、その間、
傍らにあった ぼた餅を鬼達が食べたところ、たちまちに血を吐いて悶死した。
そこで鬼達の死体を改めたところ、彼等の正体は親戚の者であり、
さらに件のぼた餅は、
別の親戚が老婆を毒殺して金を奪うために送った事が分かったのであった。
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:27:22.44 ID:hdyvf6n5P
絶対話つくってるだろwwww
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:40:45.07 ID:pGkVoDP30
あれ?面白い
31 名前:1:2010/10/16(土) 01:41:38.46 ID:NYYfMNSo0
こっちは ちょいオカルト
小林永濯:各種新聞図解の内 日新真事誌 八年 第卅七号

ある夜、14、5歳ばかりと見える少女を乗せた人力車が、
東京・本所の緑町から浅草まで走っていたが、萱場町のあたりまで来た時、
暗くなったので提灯に明かりをつけようと、車夫が一旦 車を停めたところ
後ろに乗っていたはずの少女の姿は消えて無く、
あとには桟俵(さんだわら)に赤い色の御幣を立てたものばかりが残っていた。
そもそも赤い御幣を立てた桟俵は、疱瘡神のシンボルであり、
きっと彼女は疱瘡神だったのであろう。
すなわち、この頃 天然痘が流行っているのも、
こういった疱瘡神が、人力車に乗って各所へと走り行くからであろう。
※疱瘡神(ほうそうしん)…天然痘を蔓延させる程度の能力をもった疫病神。
32 名前:1:2010/10/16(土) 01:53:03.77 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/四百七十二号

徳島県 撫養浦(現:鳴門市)の船乗り・政吉は商用のために
本国から出帆したが、和歌山県沖で暴風のために船が難破した。
政吉は沈み行く船の中で、母と妻宛に遺書をしたため、
それを百五十円の現金、遺髪と共に近くにあった箱に入れ、
住所姓名を書き、自身はそのまま箱と共に海中へと没したが、
4年後になって、その箱がアメリカ・サンフランシスコへ漂着し
本国の親戚のもとへと送られたのであった。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:55:22.78 ID:hdyvf6n5P
>>32
絵はどういうシチュエーションなんだよ
それより天使のキモさにふいた
>>33
右下に例の箱が見えてるけど、これだと既に船沈んだ後に
岩礁にぶつかったかしてるようにしか見えないスよね…。
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:22:05.92 ID:zEAlMGN2O
天使が良純さんにしか見えない
35 名前:1:2010/10/16(土) 02:15:51.96 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/七百五十四号

西京 四条高倉辺(現:京都市下京区)に炭団(たどん)売りの老婆がいた。
ボロを身にまとい、顔は汚れて売り物の炭団を塗ったかのようであったので
誰とも無く「炭団婆」(たどんばばあ)と呼んでいた。
ある時、ダミ声を出しながら町の中を売り歩く老婆の姿を見て
バカにして笑った祇園の芸妓に対し、老婆は芸妓の胸倉を掴みこう言った。
「何が可笑しいか!自分がこのように真っ黒になって呼び売りをするのも、
お前が真っ白に化粧して歌い舞い踊って稼ぐのも、同じ渡世の仕事じゃ。
お前はワシのこの様を笑うであろうが、
ワシはお前のような卑しい職業を笑ったりはせん。道理を知るが良いぞ!」
こう一喝した老婆は、再び炭団を売るため呼び歩きをはじめたのだった。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:17:52.79 ID:hdyvf6n5P
ババアかっけえ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:19:29.53 ID:28MoZbcm0
>>35
やべえこのババア・・・濡れちゃう
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:27:54.31 ID:vWl+B2U6O
ババアは正しい
39 名前:1:2010/10/16(土) 02:27:42.60 ID:NYYfMNSo0
新聞錦絵に採り上げられた話の中では随一の美談かも…
落合芳幾:東京日々新聞/八百六十二号

武蔵国・小諸村のとある男女が、心中によって情死し、
これを発見した寺の僧侶がショック死した事は既報済みであるが、
その後、男女の両親は二人の死を悲しみ、できる事なら、せめて
あの世で添い遂げさせてやろうと、死装束の代わりに花婿・花嫁姿とし
親類一同も集まり、死後の結婚式となった。
三々九度から色直し、そして床入りまで、さながら生ける人間のように行い、
高砂の歌い終わるかと思えば、念仏を唱える声が続く。
かくして、二人は同じ墓へと葬られたのであった。
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:32:38.24 ID:hdyvf6n5P
僧侶とんだとばっちり
44 名前:1:2010/10/16(土) 02:39:06.42 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/千十五号

大阪・天満横通(現:大阪市北区)の「はらはら薬」で知られる
老舗薬屋の主人で、義太夫師匠でもある呂太夫の妻は美人で知られ、
「京人形」と あだ名されていた。
しかし、この美人妻、居候と密通していた事がバレてしまい、
怒った呂太夫は特大の熨斗を女房に背負わせ、間男を呼び出し
「長年持っていた京人形をお前にくれてやる。どこへなりとも持っていくがいい」
と言い放ち、二人を追い出したのだった。
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:42:00.37 ID:vWl+B2U6O
呂太夫は男気に溢れてるな
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:45:03.98 ID:IuXp+vXFO
もっと踏んでください~!
みたいな絵に見えた
48 名前:1:2010/10/16(土) 02:50:30.54 ID:NYYfMNSo0
長谷川貞信(2代目):官許 錦画百事新聞 十一号

近年、アメリカで体に帆を掛けて海上を走る事を発明した
ホイトンという人物は、この事に巧みにして、既にこれまで
アメリカよりフランスまで数百里の波濤を難無く渡りきったとの事。
その方法は、下の図にあるが如く、身にはゴムの衣装を着て
軽く浮くようになし、手には櫂の様な物を持って舵を取り、
首より足へ帆足を掛け、上げ下げを自在にするというが、
実に感服する事ではありませんか。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:55:48.15 ID:hdyvf6n5P
いや・・・いやいや!
50 名前:1:2010/10/16(土) 03:03:46.80 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百八号

播磨国 佐用郡 大坪村(現:兵庫県 佐用郡 佐用町)の堀坂佐兵衛の息子は
4、5歳児ながら、五斗(約90リットル)の米俵に括りつけても外に出て
遊ぶほどの力持ち。
明治7年、6歳2ヶ月で大阪の相撲取り・高崎要左ヱ門に貰われ、
五大力茂市と名乗ったが、この時 身長が4尺6寸(約135センチ)、
体重は46貫5百目(約174キログラム)であった。
51 名前:1:2010/10/16(土) 03:06:45.36 ID:NYYfMNSo0
…とりあえず、おもしろ系のネタ無くなったなぁ…
あとは女の子の武勇伝とか、そんなのになっちゃうけど
見たい&読みたい人いる?
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:06:51.50 ID:hdyvf6n5P
なんかエロい
55 名前:1:2010/10/16(土) 03:30:53.20 ID:NYYfMNSo0
うむ…今のところ反応無しだが、
いい加減眠くなってきたので
最後に今言ったヤツだけ貼って寝るッスわ。
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百五十一号

大阪府 船越町で骨接ぎ業を営む「松本あい」は
美女で柔術の達人であった。
ある日、隣家の娘と長柄川のほとりを歩いていると、
荒くれ男4人が、2人を犯そうと襲いかかってきた。
そこで、あい は一人を川に投げ込み、一人を突き飛ばし、
連れの娘にのしかかっていた男の襟元を掴んでねじ伏せ、
残った男には、眼の辺りに強烈な一撃を食らわせたところ、
男どもは恐れおののき、ほうほうの体で逃げ去ったのだった。
それでは おやすみなさーい ノシ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:36:08.64 ID:k9Xq6qbwO
>>55
漫画の世界みたいな女の人だな
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:33:40.90 ID:hdyvf6n5P
大量のテキストおつ
それにしても全部色使いがすげーいいよな
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 06:52:24.00 ID:KjxzyYCFO
嘘八百って本おもろいよ

月岡芳年:郵便報知新聞/第四百五十二号
尾張国知多郡亀崎(現:愛知県半田市)のある酒造家は
毎年「ふんどし祭り」という奇祭を行っている。
この家の主人は、30年前、富士山登頂の折、山頂で婦人の褌を拾った。
女人禁制の霊場で、このようなものを見つけるとは開運の印であろうと持ち帰り
「鰯の頭も信心」とばかりに、その後精進して財産も富士の山の如くに貯まった。
そして、件の褌を座敷の真ん中に奉り、一日に千金を費やして
参詣者にご馳走を振る舞っているが、実に けがらわしい祭りである。
3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:02:23.75 ID:Yf/pWDO30
あの酒俺のっすよww
5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:04:23.14 ID:pKvWsXw4O
しじい「なんじゃてぇ~?」
6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:10:00.83 ID:YsIt9FTl0
霊場にカマがいましたよって話?
7 名前:1:2010/10/15(金) 23:12:21.92 ID:s/gix5bx0
落合芳幾:東京日々新聞/八百十三号
讃岐国 香川郡 東上村(現:香川県高松市か)の「お乙」は、
生まれは男ながらも、幼少の頃より女として育てられた。
18歳で高松藩の某家へ下女奉公し、同家の娘や近隣の女性たちとも
性的な関係を持ったが、誰も男と疑うものは無かった。
そんな お乙 に対して、塗り師の早蔵は男と知りつつ結婚するが、
3年後の戸籍調査で、お乙が男性である事が発覚し、男性である事を
周囲に示すために、結っていた長髪は切られて散切り頭となったのだった。
>>7
「同家の娘や近隣の女性たち」は、
相手が女だと信じて「性的な関係を持った」んだよな?あれ?
>>13
元記事の文章だと
同家の処女(むすめ)と姦通なし、近き隣(あたり)が
婦女子等(おんなら)にたち交わりて戯るれど、更に疑う人も無く
となってるので、バレなかった…という事になるのか…な?
8 名前:1:2010/10/15(金) 23:24:16.51 ID:s/gix5bx0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百八十九号
讃岐国 象頭山村(現:香川県琴平町)に住む通称「グデン徳」は大の酒好き。
ある日、賭けで二升の焼酎を一気飲みし、そのまま絶命してしまった。
ところが葬式の後になって蘇生し、墓穴から這い出したことによって
自分が一度死んだという事に気付いたが、それよりも寒くてたまらない。
その時、寺ではバクチ打ち数名が焚き火を囲んで博打の真っ最中であったが
暖を求めて現われたグデン徳の姿を見て「出たーッ!!」とばかりに大慌てで
逃げ出してしまい、その場に残していった金二十円余りは、
グデン徳に対し与えられたとの事。
9 名前:1:2010/10/15(金) 23:32:30.05 ID:s/gix5bx0
落合芳幾:東京日々新聞/八百三十八号
とある70過ぎの老人が下女との間に子供をもうけ後妻に迎えた。
しかし、下女の戸籍を調べると、なんと彼女は老人の息子の妻が、
以前に別の家で産んだ娘で、側に出自を隠して置いていたのだった。
すなわち、老人は義理の孫娘を妻にしていたのであった。
なんとも系譜が大いに混乱したという話しである。
>>9
この記事、絵は必要ないよな
11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/15(金) 23:36:55.27 ID:5vcgFjp60
やだ何このスレおもしろい
12 名前:1:2010/10/15(金) 23:48:25.15 ID:s/gix5bx0
月岡芳年:郵便報知新聞/第六百号
武蔵国 足立郡 川口町(現:埼玉県川口市)の三五郎蕎麦屋は有名店で
今日は大晦日のために大忙しであったが、
三五郎の妻は大混雑に対して小言をだらだらと言うばかり。
そんな最中、用事の為に三五郎が近所に行こうとしたところ、妻は激怒し
火鉢で沸かしていたヤカンを彼の顔へと投げつけ、三五郎は全治一ヶ月の
重症を負ってしまった。
しかし、不思議な事に三五郎は、かつて疱瘡(天然痘)に罹ったために
それまで顔にはアバタがあったが、火傷が治るとアバタの痕はすっかり
きれいになっていたという。
14 名前:1:2010/10/15(金) 23:57:10.42 ID:s/gix5bx0
落合芳幾:東京日々新聞/千九号
上総国 市原郡 矢田村(現:千葉県市原市)の平田留次郎は
40歳になってもイ〇ポのままであることを事あるごとに嘆いていた。
ある時、巡礼の者から「死んだ女と交われば治る」と聞いた留次郎は、
早速、先日17歳で死んだ某村の娘の墓を掘り返してこれを実行した。
そして死体も埋めずに捨て置いていたが、明治8年5月2日に事が
発覚、逮捕された後に裁判所へと勾留されたという。
>>14
「死んだ女と交われば治る」
「これを実行した」
交われば治るって、それもうイ〇ポ治ってるじゃねーか
それとも死んだ女限定で交われたってことか
>>15
たぶん後者の方だと思われ。
19 名前:1:2010/10/16(土) 00:15:10.61 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百七十一号
品川のとある家で、コトが済んでも金を払わず、
私娼を足蹴にして逃げた外国人がいた。
私娼は仕方なしに、外国人が落としていった金時計を
代金の代わりに持ち帰ったが、その金時計については
領事館に遺失物の訴えが出ており、逆に娼婦は窃盗の罪で
懲役となってしまった。
金時計を持つほどのステータスのある外国人が、
よもや このような事をするとは油断のならない事である。
20 名前:1:2010/10/16(土) 00:29:25.11 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/七百八十一号
東京の日本橋馬喰町に住む2人の男が商用で八王子に行く途中、
道端の厠で用を足していたが、ふと独り言で
「美味いものを食った後の糞を、肥溜めの中に うっちゃっておくのは惜しいよな」
と冗談を言ったところ、芋畑にいた農夫数人がこれを聞きつけた。
農夫達は鎌や鍬、肥柄杓を引っさげて男達に迫り
「そんなに惜しい糞なら持っていきな、こんなところに垂れていく事はならねぇ」
と、男達は あまたの農夫に護送され、結局八王子に到着するまで、
芋の葉に包んだ大糞を持たされるハメになったのだった。
21 名前:1:2010/10/16(土) 00:42:01.98 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百九十六号
親子の情というものは人畜の差無く篤いものである。
松戸の渡船場で、二頭の大きな犬が取っ組み合いの大喧嘩を始めた。
野次馬が固唾を呑んで見守る中、一匹の子猫が加勢し、耳に噛み付き
にわかに形勢は逆転した。
これは母親を噛み殺された子猫の果敢な仇討ちであった。
動物ですら報恩の心を忘れないのである。
22 名前:1:2010/10/16(土) 00:51:37.11 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/千六拾号
神奈川県小倉村の そうめん屋、源兵衛の養母・おたき は今年で87歳。
彼女は元来の浮気性であり、職人の弥助と関係しているという噂が立ち、
そのことが主人である源兵衛の耳に入り、弥助はクビになってしまった。
おたきは恋煩いに明け暮れ、弥助のことばかり大声で叫ぶので
家族は狐憑きかとばかりに祈祷を行ったが、一向に効果が無く、
結局、おたきは骸骨のように痩せ衰えてしまった。
23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 00:54:34.74 ID:hdyvf6n5P
>>22
どうみても即身仏
24 名前:1:2010/10/16(土) 00:59:39.42 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第六百二十八号
長崎県 長与村(現:長与町)は山深い山村で、
村人達は毎夜 女子供をたぶらかし、田畑を荒らす
2匹の老狐に悩まされていた。
業を煮やした村人は、ついに村中総出で巣穴を探し出し、
2匹を捕らえて打ち殺し、晒し首としたのだった。
26 名前:1:2010/10/16(土) 01:10:04.20 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/九百十一号
秩父郡 薄村(現:埼玉県 小鹿野町)に住む農民・某の枕元に
ある夜、亡き妻の幽霊が現われた。
幽霊が言うには、生前自分が使っていた櫛やかんざし、
小袖が惜しく、お前様のことも案じられるので出てきたという。
そこで農夫は亡妻が惜しいと言った品々を枕元に置いて寝ると、
それらは全て、翌朝には消え失せていた。
しかし、農夫の話を聞いて怪しく思った知人たちが泊まり込んでいると
その夜も幽霊が現われ、今度は金が欲しいと言う。
知人たちが跳ね起き、幽霊を ひっ捕らえると、
その正体は、幽霊に扮した隣家の女房であった。
27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:17:54.35 ID:B6UKpn3z0
>>26
アホなことやってんなwww
28 名前:1:2010/10/16(土) 01:25:36.25 ID:NYYfMNSo0
似たようなネタでもうひとつ
落合芳幾:東京日々新聞/千四十五号
肥前国 唐津(現:佐賀県 唐津市)に住む とある老夫婦は大層ケチで
爪に火を灯すような生活で500円という大金を貯めた。
そのうちに夫が亡くなったが、夫は死ぬ間際に、
今までに貯めた金を棺に納めるように命じたが、
親類の勧めにより空の財布を棺に納めた。
初七日になり、老婆は親類から ぼた餅を貰うが、食べるのをすっかり忘れていた。
すると、その晩、老婆の前に閻魔大王の使いと名乗る青鬼と赤鬼が出現し、
「汝が夫の遺言に背き、棺に金を入れなかったゆえに、亭主は地獄の攻めを受けている。
されば早急に惜しんだ金を出し、亡き夫に対して詫びを述べよ」と迫った。
老婆は驚き、これを少しも疑うことなく土蔵に金を取りに行ったが、その間、
傍らにあった ぼた餅を鬼達が食べたところ、たちまちに血を吐いて悶死した。
そこで鬼達の死体を改めたところ、彼等の正体は親戚の者であり、
さらに件のぼた餅は、
別の親戚が老婆を毒殺して金を奪うために送った事が分かったのであった。
29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:27:22.44 ID:hdyvf6n5P
絶対話つくってるだろwwww
30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:40:45.07 ID:pGkVoDP30
あれ?面白い
31 名前:1:2010/10/16(土) 01:41:38.46 ID:NYYfMNSo0
こっちは ちょいオカルト
小林永濯:各種新聞図解の内 日新真事誌 八年 第卅七号
ある夜、14、5歳ばかりと見える少女を乗せた人力車が、
東京・本所の緑町から浅草まで走っていたが、萱場町のあたりまで来た時、
暗くなったので提灯に明かりをつけようと、車夫が一旦 車を停めたところ
後ろに乗っていたはずの少女の姿は消えて無く、
あとには桟俵(さんだわら)に赤い色の御幣を立てたものばかりが残っていた。
そもそも赤い御幣を立てた桟俵は、疱瘡神のシンボルであり、
きっと彼女は疱瘡神だったのであろう。
すなわち、この頃 天然痘が流行っているのも、
こういった疱瘡神が、人力車に乗って各所へと走り行くからであろう。
※疱瘡神(ほうそうしん)…天然痘を蔓延させる程度の能力をもった疫病神。
32 名前:1:2010/10/16(土) 01:53:03.77 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/四百七十二号
徳島県 撫養浦(現:鳴門市)の船乗り・政吉は商用のために
本国から出帆したが、和歌山県沖で暴風のために船が難破した。
政吉は沈み行く船の中で、母と妻宛に遺書をしたため、
それを百五十円の現金、遺髪と共に近くにあった箱に入れ、
住所姓名を書き、自身はそのまま箱と共に海中へと没したが、
4年後になって、その箱がアメリカ・サンフランシスコへ漂着し
本国の親戚のもとへと送られたのであった。
33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 01:55:22.78 ID:hdyvf6n5P
>>32
絵はどういうシチュエーションなんだよ
それより天使のキモさにふいた
>>33
右下に例の箱が見えてるけど、これだと既に船沈んだ後に
岩礁にぶつかったかしてるようにしか見えないスよね…。
53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:22:05.92 ID:zEAlMGN2O
天使が良純さんにしか見えない
35 名前:1:2010/10/16(土) 02:15:51.96 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/七百五十四号
西京 四条高倉辺(現:京都市下京区)に炭団(たどん)売りの老婆がいた。
ボロを身にまとい、顔は汚れて売り物の炭団を塗ったかのようであったので
誰とも無く「炭団婆」(たどんばばあ)と呼んでいた。
ある時、ダミ声を出しながら町の中を売り歩く老婆の姿を見て
バカにして笑った祇園の芸妓に対し、老婆は芸妓の胸倉を掴みこう言った。
「何が可笑しいか!自分がこのように真っ黒になって呼び売りをするのも、
お前が真っ白に化粧して歌い舞い踊って稼ぐのも、同じ渡世の仕事じゃ。
お前はワシのこの様を笑うであろうが、
ワシはお前のような卑しい職業を笑ったりはせん。道理を知るが良いぞ!」
こう一喝した老婆は、再び炭団を売るため呼び歩きをはじめたのだった。
36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:17:52.79 ID:hdyvf6n5P
ババアかっけえ
37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:19:29.53 ID:28MoZbcm0
>>35
やべえこのババア・・・濡れちゃう
40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:27:54.31 ID:vWl+B2U6O
ババアは正しい
39 名前:1:2010/10/16(土) 02:27:42.60 ID:NYYfMNSo0
新聞錦絵に採り上げられた話の中では随一の美談かも…
落合芳幾:東京日々新聞/八百六十二号
武蔵国・小諸村のとある男女が、心中によって情死し、
これを発見した寺の僧侶がショック死した事は既報済みであるが、
その後、男女の両親は二人の死を悲しみ、できる事なら、せめて
あの世で添い遂げさせてやろうと、死装束の代わりに花婿・花嫁姿とし
親類一同も集まり、死後の結婚式となった。
三々九度から色直し、そして床入りまで、さながら生ける人間のように行い、
高砂の歌い終わるかと思えば、念仏を唱える声が続く。
かくして、二人は同じ墓へと葬られたのであった。
41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:32:38.24 ID:hdyvf6n5P
僧侶とんだとばっちり
44 名前:1:2010/10/16(土) 02:39:06.42 ID:NYYfMNSo0
落合芳幾:東京日々新聞/千十五号
大阪・天満横通(現:大阪市北区)の「はらはら薬」で知られる
老舗薬屋の主人で、義太夫師匠でもある呂太夫の妻は美人で知られ、
「京人形」と あだ名されていた。
しかし、この美人妻、居候と密通していた事がバレてしまい、
怒った呂太夫は特大の熨斗を女房に背負わせ、間男を呼び出し
「長年持っていた京人形をお前にくれてやる。どこへなりとも持っていくがいい」
と言い放ち、二人を追い出したのだった。
45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:42:00.37 ID:vWl+B2U6O
呂太夫は男気に溢れてるな
46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:45:03.98 ID:IuXp+vXFO
もっと踏んでください~!
みたいな絵に見えた
48 名前:1:2010/10/16(土) 02:50:30.54 ID:NYYfMNSo0
長谷川貞信(2代目):官許 錦画百事新聞 十一号
近年、アメリカで体に帆を掛けて海上を走る事を発明した
ホイトンという人物は、この事に巧みにして、既にこれまで
アメリカよりフランスまで数百里の波濤を難無く渡りきったとの事。
その方法は、下の図にあるが如く、身にはゴムの衣装を着て
軽く浮くようになし、手には櫂の様な物を持って舵を取り、
首より足へ帆足を掛け、上げ下げを自在にするというが、
実に感服する事ではありませんか。
49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 02:55:48.15 ID:hdyvf6n5P
いや・・・いやいや!
50 名前:1:2010/10/16(土) 03:03:46.80 ID:NYYfMNSo0
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百八号
播磨国 佐用郡 大坪村(現:兵庫県 佐用郡 佐用町)の堀坂佐兵衛の息子は
4、5歳児ながら、五斗(約90リットル)の米俵に括りつけても外に出て
遊ぶほどの力持ち。
明治7年、6歳2ヶ月で大阪の相撲取り・高崎要左ヱ門に貰われ、
五大力茂市と名乗ったが、この時 身長が4尺6寸(約135センチ)、
体重は46貫5百目(約174キログラム)であった。
51 名前:1:2010/10/16(土) 03:06:45.36 ID:NYYfMNSo0
…とりあえず、おもしろ系のネタ無くなったなぁ…
あとは女の子の武勇伝とか、そんなのになっちゃうけど
見たい&読みたい人いる?
52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:06:51.50 ID:hdyvf6n5P
なんかエロい
55 名前:1:2010/10/16(土) 03:30:53.20 ID:NYYfMNSo0
うむ…今のところ反応無しだが、
いい加減眠くなってきたので
最後に今言ったヤツだけ貼って寝るッスわ。
月岡芳年:郵便報知新聞/第五百五十一号
大阪府 船越町で骨接ぎ業を営む「松本あい」は
美女で柔術の達人であった。
ある日、隣家の娘と長柄川のほとりを歩いていると、
荒くれ男4人が、2人を犯そうと襲いかかってきた。
そこで、あい は一人を川に投げ込み、一人を突き飛ばし、
連れの娘にのしかかっていた男の襟元を掴んでねじ伏せ、
残った男には、眼の辺りに強烈な一撃を食らわせたところ、
男どもは恐れおののき、ほうほうの体で逃げ去ったのだった。
それでは おやすみなさーい ノシ
57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:36:08.64 ID:k9Xq6qbwO
>>55
漫画の世界みたいな女の人だな
56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 03:33:40.90 ID:hdyvf6n5P
大量のテキストおつ
それにしても全部色使いがすげーいいよな
62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/10/16(土) 06:52:24.00 ID:KjxzyYCFO
嘘八百って本おもろいよ

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