国民生活センター:携帯使った在宅バイトで注意呼びかけ

2010年12月9日 21時2分 更新:12月9日 22時43分

 携帯電話を使った在宅アルバイトで、「仕事に必要だから」と高額の携帯電話用ホームページ(モバイルサイト)の作成料を求められる被害が相次いでいる。応募の際に免許証のコピーを出したため「逃げられないぞ」と脅されることもある。国民生活センターなどには今年231件の相談があり、注意を呼びかけている。

 センターによると、平均請求額は約60万円で、800万円を支払った人もいるという。業者は新聞の折り込みチラシやタウン誌に「メールの受付業務。時給1500円。好きな時間に仕事ができる」などと掲載。履歴書や免許証のコピーのファクスを求める。採用連絡後に作成料を要求し、「システムのバージョンアップが必要」とさらに支払いを迫る。クレジットカードや消費者金融で金を用立てるよう指示され、借金を背負った人もいた。

top

PR情報

スポンサーサイト検索

アーカイブ一覧

 

おすすめ情報

注目ブランド