8日(火)15時、都内の八芳園で「れい明会」の総会が開催された。同総会には、ナチュラルグループ本社の代表取締役会長兼社長の橋本幸雄氏が姿を現し、先月未決済となった不渡り手形について説明が行なわれたとされる。参加者の話では、「不渡りについては責任を持って返済する」(橋本会長)と述べたものの、具体的な対策については説明がなかったようだ。
別の参加者は、「不渡りについての説明はあったが、全体像がわからなかった。従来の事業を切り離してこれからの事業で売上げを立て、余った分を負債に当てていくという話があった」というが、この参加者は「(仮に立て直すとしても)何年かかるのか」とため息をついていた。また、ある企業は「もう仕方がない」と諦め顔で立ち去ったという。
負債総額は180億円、年間の売上高は12~13億円と言われている。具体的なプランも示されない「これからの事業」とは何なのか? ヴィンテージ酵素の販売を意味するのか? もしそうだとすれば、消費者サイドが黙ってはいないのではないか。今後、れい明会がどのように対処するのか、動向が注目される。