2011 年
2 月
8 日
中溪宏一さん、井荻小の子どもたちと実のなる木を植えました
〜木を植える場所探し、なぜこんなに困難なのか?!〜
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年の離れた友人中溪宏一さんが、学校防災林づくりに取組んでいます。小学校で子どもたちに木のお話をしてから一緒に苗木を植える活動です。地方だと学校の敷地も広く、植えていいですよ、という学校は数多くあると思いますが、都会だと敷地がせまいうえ、近隣からやれ落葉で困っている、日陰になる、鳥が来て洗濯ものが汚れる、と学校には苦情の嵐だそうです。そして、学校をたてる時に植栽計画をつくるわけで、その計画に則って植えている学校林なのでちょっとお邪魔させてください、と木を植えるわけにはいかないのが現状です。
そこをなんとかお願いできないでしょうか、と何校か電話をしたのですがあちこち断られ、その経験から自然環境や環境学習に理解がある校長先生がいらっしゃらないとこの話は実現しないということがわかりました。そこで、風の便りで「自然環境に子どもたちを触れさせたいと考えている校長先生がいらっしゃる」という情報を得て、人を介してお願いした結果、「鳥が来る学校にしたいので実がなる木だったら植えていいですよ」と許可が出ました。もう、ずーっと断られ続けでガックリ来ていた時だっただけに、「ヤッターッ!」と。(人間、本当にうれしい時って飛び上がるんですね)
放っておくと緑被率が下がってしまうのに、いざ木を植えようとすると実現しない。人々は木々の緑を求めるのに隣りの家のけやきに苦情を言います。 「雨樋に枯葉が詰まって困る。若い時ならはしごに登って取ったが、年とるとはしごに登れない。区に電話すると、業者に頼んで個人でやれという。保護樹林かもしれないが迷惑だ」だからちょこっとサービス(昨年の第三回定例会で一般質問しましたが、高齢者向けにちょこっと手助けするサービス。電球替えとか高枝切りとか…。)が必要なんです。 しかし、ひとたび相続が起きると木が伐られ、あっという間に宅地開発され、今どきはカーポート2台分設置する家が多くなっていて、そこがコンクリートで固められてしまう。なのに、プランターを山ほど並べて花を植えている。きっと雑草が生えるのでコンクリートにしているのでしょう。すると周囲の人たちは、コンクリートの照り返しで暑くなった。これまで涼しかったのは木のおかげだったのね、と口ぐちに言います。でも伐ってからでは遅いのです。
中溪さんから「地球が直径1mくらいだったら、地球上の水はどのくらいあると思う?」と子どもたちに問いかけがありました。なんと!2L程度だそうです。でも、その2Lのうち塩分を含まない水はどのくらいかというと60ml程度。それも南極と北極にある氷を含めて60mlだから飲める水となると小さじの先のわずかな量だそうです。子どもたちは「え〜!?そんなに少ないの?」と。だから、木を植えることが大事なんだよ。木は水分をたくさん含むことができるんだ。火事の時も木は人を守ってくれるんだ。タブノキ、くすのき、タブなどを植えるといいんだよ。 「これまで何本の木を植えたのですか?」の質問に、「1500本くらいかなー!」一斉に「え〜、せんごひゃくも〜?」
「実がなるのはいつですか」の問いに、「みんなが卒業する年かなー」と。子どもたちが植えた木に実がなるのが楽しみです。 (課長!緑被率が上がりますよ!)
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