民主 財源確保で勉強会発足へ
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民主 財源確保で勉強会発足へ

2月8日 6時41分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

民主党の中堅・若手議員は、おととしの衆議院選挙で掲げた政権公約=マニフェストの実現に向けた政府の取り組みは不十分だとして、財源を確保するための具体策を検討する勉強会を発足させることになりました。

民主党が、おととしの衆議院選挙で掲げた政権公約=マニフェストを巡っては、菅総理大臣や玄葉政策調査会長らが財源不足などを理由に、見直しを含めて検証を行う考えを示しています。これについて党内の中堅・若手議員10人余りは、政権公約の実現に向けた政府の取り組みは不十分で、安易に公約の見直しを進めても国民の理解は得られないとして、党内に新たに勉強会を発足させることになりました。勉強会では、公約に盛り込んだ独立行政法人の廃止やむだな公共事業の中止などが実際にどこまで進んでいるかを検証したうえで、財源を確保するための具体策を検討することにしています。また、国会議員の定数と歳費を削減するための法案についても検討を進め、来月中に政府や党の執行部に提言することにしています。民主党を巡っては、去年夏の参議院選挙以降、6日の愛知県知事選挙や名古屋市長選挙など、地方選挙で敗北や苦戦が続いており、勉強会の発足は、こうした現状への危機感の表れと党内では受け止められています。