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2011年2月7日(月) 19:27 |
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林原、取引先など債権者への説明会
会社更生法の適用を申請したバイオ企業・林原は、5日、岡山市内で取引先など債権者への説明会を開きました。 林原は、『一般債権を全額支払う』と約束した上で、不適切な経理処理を究明する外部調査機関を設ける方針を示しました。
2日の金融機関に対する債権者集会に続いて5日土曜日、取引先などへの説明会が岡山市内で開かれました。 非公開で行われた説明会には、およそ240社、390人余りが出席しました。 会の冒頭、林原・前社長が謝罪した上で、『一般債権は全額支払う』と約束し、不適切な経理処理について調べるための外部調査機関を設ける方針を示しました。 説明会を終えた債権者には、安堵の表情が見えました。 林原による2日の会社更生法適用の申請を受けて、3月にも東京地裁から更生手続き開始決定が出される見込みです。 これを受けて、更生計画案が作られます。 またスポンサー探しなども本格的に始まり、企業再生に向けて、計画案が遂行される運びとなりそうです。 林原では、コンプライアンスの体制を確立するために、新たに会計監査人を置くことも決めています。
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