 |
2011年2月7日(月) 19:27 |
|
 |
高松の製鉄工場で地下水汚染発覚
高松市にある製鉄工場の敷地内の地下水から、環境基準を超える有害物質が検出されていたことがわかりました。
有害物質が検出されたのは、高松市朝日町にある東京製鐵高松工場です。 東京製鐵が、去年12月に工場内で地下水の調査を行ったところ、環境基準の7倍を超えるふっ素と、環境基準の1.4倍のほう素が検出されました。 高濃度のフッ素、ほう素が含まれた水を長期間、摂取すると健康被害のおそれがあることから、高松市は工場付近の住民に井戸水を飲まないように呼びかけています。 東京製鐵は、およそ20年前に鉄くずを溶かした際に出る不純物を固めた産業廃棄物を、工場の敷地内に埋めていたということです。 高松市は、産業廃棄物処理法違反の疑いがあるとして東京製鉄に、この産業廃棄物を撤去するよう指導するとともに、引き続き水質検査を行うことにします。
|
|