NET-IBの取材に対して創健社の中村靖社長は、「NG本社とは過去に付き合いもないし、債権もない。『与信面をクリアできるなら今後検討の余地もなくはない』と担当者レベルで話しているということは聞いている」という。
このレベルの話が、「富田CROメッセージ」として関係者に出回ったというのも、24日時点ではすでに富田氏がCROを退任していたというのもそうだが、その1週間後に不渡りを出したということそのものが計画的な匂いがする、として関係者の不信感をあおっている。そして何より、ヴィンテージ酵素を昨年10月から本格的に販売しているということも、大きな問題だろう。これは現在も、高齢者をターゲットに高額な価格で販売されている可能性が高いからだ。
明日8日、15時から都内で「れい明会」の総会が予定通り行なわれる模様だ。総会には、おそらく100社を超える債権者が押し寄せるものと思われる。事実上の債権者集会となりそうだが、すでに執行部としての機能を失っている同社だけに、カリスマ橋本会長の出欠次第では荒れる可能性もありそうだ。