2011-01-28 22:15:43

1月28日更新ニュース

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井上京子が新団体旗揚げを発表/ディアナ記者会見


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  28日午後1時より西麻布のキャーヴ・ド・ひらまつにて井上京子率いる新団体『ワールド女子プロレス・ディアナ』が会見を開き、3月21日にディファ有明での旗揚げ戦、リング常設会場『駒沢・ワールドアリーナ』の設立を発表。海外での興行や新人選手のスカウトなども積極的に行なっていくなど、ワールドワイドに活動していくことをアピールした。


『ワールド女子プロレス・ディアナ』
◇所属選手
 井上京子、伊藤薫、青野敬子、佐藤綾子、勇気彩、野崎渚
◇練習生
 藤村沙里、山城愛弓
 そのほかカンボジアから2名&メキシコから2名(交渉中)を受け入れる予定。
◇ホームページURL
 http://www-diana.com/


『駒沢・ワールドアリーナ』
◇住所
 東京都世田谷区駒沢5丁目25番地7号 駒沢パークサイドテラスサウスB1階


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  スクリーンで昨年のカンボジア大会の映像などが流れた後、ゲストとしてアジャ・コングが登場。お笑いタレントのぷち観音、エルシャラカーニとトークを繰り広げた。アジャは「今までにも数多くの団体がありまして、できては消えての繰り返しでおりますが、特に今は女子に限らずプロレス冬の時代と言われてる中で、それでもプロレスラーたちは日々頑張ってはいるんですけど、なかなかそれが世間に届いていかないという現状がありまして、そういった中でここで船出をしようというのはある意味すごく勇気のあることだと思いますし、でもやるからには勇気とか無謀なだけではなく勝算を持って勝っていかなくてはならないと思います」と話し「ぜひ頑張って行ってほしいなと思います」とエールを送った。


 続いて井上京子が登場し、団体設立の経緯や今後の方向性について熱弁。その後、練習生2名を含めた所属選手が紹介され各自が意気込みを語った。


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』 ★京子のあいさつ


 「ここで女子プロレス新団体『ワールド女子プロレスディアナ』を発表させて頂きたいと思います。今回は私が社長でやることになりました。プロレスを22年間やってきまして、初めて社長というものになりました。何もわからず本当に皆様に迷惑かけて周りの人にいろいろ教えてもらったり、本当にスタッフの皆さんに感謝してます。
 女子プロレス新団体・井上京子といっても今まで何もお話しする機会がなく、プロレスの話をするときには気合い入れていこうということでスーツとか用意してあったんですけど、急きょさっきコレじゃダメだなと…コスチュームでいこうと思って着替えちゃいました。コスチュームでお話しさせてください(Tシャツを脱ぐ)。
 去年(NEOを)退団しましてから8ヶ月経ちます。辞めてからいろんなことを悩みました。考えました。すごく真剣に考えました。答えは…出ませんでした(笑)。出ないからこそプロレスを一生続けていくんだなと思いました。5月辞めてから、いろんな人に会う機会がありました。9割の人が“女子プロ、もうダメだよ”と。“アンタがプロレスやったって何も変わらない”と…けっこうキツイこと言われました。でも、その中で1割だけ“これから女子プロレスもう1回行けるよ”と言ってくれる人もいて、いま頑張れてるわけです。その9割の人たちに…ホントに悔しい思いをしてタクシーの中で泣きながら帰ってきたりしたこともあったので、絶対にもう1回ブーム起こさなきゃと決心してます。
 そんな中で、選手をどうするかという問題がありました。フリーの選手とかに“一緒にやらないか?”と話してきたんですが、もう私が考えてるところでは追いついてないというか、ホントにこれが1番ショックだったんですけども…“京子さんの考えには賛同できるんですけど団体には所属していけない”という、フリーの選手が多くなるとそういう考え方の人もいるんだなと。ちょっと…そこでまず、井上京子へこみました。そんな中、私の考えに賛同してくれる選手が何人かいまして、今回やっと旗揚げの日にちも決まり記者会見をさせて頂くことになりました。細かいことはあとで聞いてください。たぶん今日中に話が終わんないと思うんで(笑)。
 1つだけ私がいま話したいことがあります。井上京子がこれからどんなプロレスを目指していくのか? いま女子プロレスはいろんなプロレスがあると思います。私はホントに1つだけなんですけど…井上京子は“本物”をやりたいと思います。リングの上で本物をやりたいです。プロレスラー、闘い…本物を見せたいと思います。王道というのはファンの人が決めることだと思うので、それはあとから付いてくる言葉だと思ってます。本物には絶対人の心がついてくると思いますし、一生懸命やれば必ず伝わると思います。ニセモノやったって、いつかは飽きられます。絶対にリングの上では嘘のない本物をやっていきたいと思います。本物をやるには練習をしなければいけない、仲間がいなけりゃいけない、道場がなければいけないということで、このご時勢にアホみたいに借金して道場借りました。練習を一生懸命して、普通の人ができないようなことをリングでやっていきたいと思います。強靭な女の子を作っていきたいと思います。やられてやられて、それでも立ち上がってくるような…そんな元気なアスリートを作っていきたいと思います。私の目指すプロレスは一言“本物のプロレスをやりたい”これだけです」。


★所属選手のコメント


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  伊藤薫「やっこの日がきたなという感じでいます。自分は京子さんに付いていくとかそういう簡単なことではなくて、京子さんがNEOを退団されたときにその瞬間から、もしプロレスの神様がここに居たとしたら“一緒にやれ”っていうことなんだなと確信しました。これからこのディアナで残りのレスラーとしての人生をすべて賭けて頑張りたいと思います」。



女子プロレス専門誌『RINGSTARS』




 青野敬子「来月の2月で16年目に突入します。初心に帰る、そして集大成を見せたいという意味で、本名の青野敬子に戻して闘わせて頂きたいなと思ってます。京子さんとは試合でというよりもプライベートでよくお世話になっていまして、偶然ではなく必然的にこうなったのかなっていう自信もあります。本名に戻しましたが、今まで通り熱い闘いをしてみんなの心に響くような試合をしたいという気持ちは変わらずにやっていきたいと思います。この仲間でそろったのも必然だと思ってます。みんなで頑張って盛り上げていきたいと思います」。 

女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  佐藤綾子「先ほど京子さんがおっしゃっていたんですけれども、王道プロレスがやりたい、本物のプロレスをやりたいっていうのが、自分が入団を決めた理由です。自分自身のため、応援してくれる方のために頑張るのはもちろんなんですけど、自分たちが上がるリングを作るために、すごい周りの人が裏で動いてくれてたので、自分が言うのも難なんですけど、その人たちのためにもここが1番だと思えるように、あと団体名にもあるんですけど、世界を股にかけて闘えるように、バカにした方たちを見返せるように頑張りたいと思います」。


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  勇気彩「ディアナでは今も発表されてるんですけれども、日本国内もあちこちで試合できるので、自分はプロレスを見たことがない人にどんどんプロレスを見てもらって好きになってもらいたいっていうのがあって、ディアナではその環境がすごく整っているので、自分は炎のごとく突っ走るだけだと思ってます。これから今年の勇気彩にも期待してください」。


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』



 野崎渚「今日初めてポスターを見たんですけど、上のほうに“女子プロレスの歴史(ゆめ)をつなぐ”って書いてあるのおわかりでしょうか? 歴史と書いて“ゆめ”と読む、すごく難しい言葉だなと思います。過去にとらわれず夢をということ…? ホントにちょっとまだ理解ができないんですけど(笑)、それを体感できるディアナという団体がすごくこれから楽しみで仕方ないのと、3月21日の旗揚げ戦は成功へと導きたいと思いますので、皆さん応援のほうよろしくお願いします」。



女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  藤村沙里「小さい頃からプロレスを観ていてプロレスラーになりたいと思いました。自分がプロレスに夢や感動をもらったみたいに、プロレスを観にきてくださる方に夢や感動を与えられるようなプロレスラーになりたいです。実際に練習をして大変なこともあるのですが、先輩方に教えて頂き、できなかったことができるようになったときはとても嬉しいです。まずプロテストに合格し、3月21日の旗揚げでデビューできるように一生懸命頑張ります」。


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』


 山城愛弓「私は普段『キラポジョ』というアイドルグループで活動させて頂いています。中学校も高校も文化部だったので正直スポーツは得意なほうではないのですが、昔から性格だけはたくましくて、心の奥底でちょっと闘ってみたいなという気持ちが漠然とありました。自分ではなかなか始めるきっかけがなかったのですが、今回このような貴重な機会を頂きましてプロレスに挑戦させて頂くこととなりました。目標としましてはやはりアイドルなので、可愛くキラキラ輝いていたいという気持ちが、まず1つあります。でも可愛いだけではなくて強くたくましく、皆さんに愛されるアイドルレスラーを目指して頑張っていきたいと思います。プロレスを通じましてたくさんの人と出会い、心もたくましく成長していきたいです」。


 京子「アイドル出身の子もいるんですけども基本はブレず、しっかり受け身を取れるレスラーと判断するまではデビューはさせないつもりでいるので…本人もわかってますので、そのところはわかってください。カンボジアの選手も2名、練習生で参加させる予定でおります。あと、まだ交渉中なんですけどメキシコの選手も2名入れてホントにワールドという感じでやっていきたいと思ってます」。


★京子のコメント(会見終了後)


 京子「時代に逆らってると言われるかもしれないですけど、ギスギスした闘いをやりたいと思ってるんですよ。ホントにもう限界同士まで女同士が闘う、やられてもやられても立ち上がる…3本勝負とかの復活も考えてます。それはどの会場でもみたいな感じで。

 ━━自分自身は?
 京子「今とりあえず新しい団体になって練習とかもしてるんですけども、その中の1番になりたいというのはもう当たり前のことで、試合をしてみないとわからないですけど伊藤薫選手もシングルはずっとしてないのでね、まずディアナの中での1番にはとりあえずなりたいですね。選手を獲得できなかったっていうことが、自分の中では計算ミスだったというか、これからどんどんオーディションとかやって新人を入れてかなきゃいけないなっていうのがあるので、とりあえず今年1年はそこに1番力を入れていきたいと思いますね」。
女子プロレス専門誌『RINGSTARS』

 ━━他団体との関係は?
 京子「今のところはフリーの人の力を借りずに、団体でやっていきたいという気持ちはあります。ただ、いま考えてることはやっぱり私が、団体ありきでプロレスやらなきゃいけないって言ってる本人がフリーの選手を使っちゃうと、言ってることが全然違くなってしまうと思うので、やっぱり団体をやるって言った以上、フリーの選手を使わずにできたら1番いいことだと思います」。

 ━━カンボジアについて。
 京子「3月の頭に1回また行くんですけど、あっちのほうでテレビ中継がされまして、けっこうカンボジアでは女子プロレスがすごい人気になっていて、2ヶ月に1回ぐらいは放送してくださるという約束があるので、続けられる限り行きたいです。(3月は)テレビ中継が決まっている大会で、日本から男子1試合と女子1試合とカンボジアの選手。あちらもプロレスを学びたいという気持ちがすごくあるらしく、将来的にはカンボジアのNO.1と日本のNo.1っていう感じで闘えたらおもしろくなるのかなって気がしますね」。

 ━━旗揚げ後にフリー選手が興味を持ったら受け入れる?
 京子「もちろんです。フリーの選手にお話しさせて頂いたときにホントにたぶん夢でしかなかったと思うんですよ。みんなも生活もあると思いますし、団体を発表したことでちゃんとこういう団体っていうのをみんなに見せることができたんで、それで選んで入って頂ければいいと思います。一緒に頑張る選手が多いほうがいいと思いますし、今回は(話をした)半分以上の選手が理想はほんとにみんな一緒だったんですね。でも団体でやるっていうことには“すいません”っていう選手が多かったんで。スターダムさんも旗揚げしたりとかで、今年女子プロホントに動くと自分は思ってるんですよ。その中で女子プロ全体のレベルを上げていく、全体が盛り上がっていくためにもフリーの選手がなるべく少なくなって、どんな団体でもいいから所属してくれたらなって思います」。

 ━━借金について。
 京子「もう私、どうにでもなれです(苦笑)。でも道場を持ってやることに意義があるのかなと。やっぱりリング上がってもファンは頭悪くないんでわかりますよ。練習してる人とダメな人とか、コイツ息上がってんなとか。ライブで観たらなおさらわかるじゃないですか。そういうところで絶対に練習は大事だと思うので、道場だけは絶対作りたいって思ってました」。

 ━━道場にリングは?
 京子「置けます。今のところ頭がスレスレですけど、今度は小さいリングを入れるので。考えてるのが(道場に)150人ぐらいの客席を作ってアリーナマッチみたいな感じで月2回とか、初めはそんな風に考えてます。練習は毎日できる状態にはなってます」。

 ━━育児との両立は?
 京子「大変ですよ。昨日寝てないですよ、私。子供はわかってくれないので、大人の事情なんて(笑)。やるしかないですよね。自分の子どもは可愛いですけども、みんな家族みたいなものなので」。


★藤村沙里&山城愛弓のコメント


女子プロレス専門誌『RINGSTARS』  ━━ほかのアイドルレスラーを意識する?
 山城「そうですね。やはり意識はありまして、やはりアイドルなのでリングの上でも可愛くキラキラしていたいなというのがまず第1にありまして。まだまだ自分は練習生なのでリングには上がったことはないですが、リングにいざ上がったらライバル心も沸くのかなって思ってます」。
 ━━改めてディアナ入門のきっかけを。
 藤村「小さいときからずっとプロレスを観ていてNEOさんに入ろうと思ってたんですけど解散してしまうということで、京子さんに声をかけて頂き、京子さんと一緒にディアナに入ることになりました」。
 ━━特に応援していた選手は?
 藤村「元気美佐恵さんのファンでした。会場も行って写真撮ったりもしてました」。
 ━━他団体にも中学生レスラーがいるが。
 藤村「絶対負けたくないです」。
 ━━練習について。
 山城「普段スポーツに慣れていないので、やはり初日とかはホントに頭も首もお腹も全部筋肉痛にはなったんですけれども、京子さんからも“今まで運動してなかったぶん、クセがついてないから吸収が早いかもしれない”って言って頂いたので、そういった点を生かして、これから頑張っていきたいなと思ってます」。
 藤村「夏から始めててもうずいぶん経ってるんですけど、できることがたくさん増えてきて、先輩方に教えて頂いてできるようになってすごい嬉しく思って…もう絶対にプロレスラーになりたいと思ってます。絶対にプロテストに合格して3月21日の旗揚げで絶対デビューします」。


★佐藤綾子のコメント


 ━━ディアナに参加した理由は?
 佐藤「京子さんが本物のプロレスをやりたいとおっしゃってたんで、やっぱり自分のスタイルを考えたときに1番輝けるのはここかなと思ったのと、あと京子さんが沙里ちゃんと練習してるのを見て、あの子と一緒にやりたいなって思ったのもありますね」。
 ━━対抗意識を燃やしている?
 佐藤「燃やしてます。練習とかでもすごいガムシャラじゃないですか。覚えるのとかもすごい早いですし一生懸命なのがすごい伝わるので、そういうのいいなと思って、自分も負けてられないっていうのがすごいあります」。
 ━━ほぼ同期に近い勇気&野崎について。
 佐藤「今まで育ってきたところがまったく違うので、まだ一緒にやり始めて日は浅いんですけど、(未完成の)道場が完璧に使えるようになったら、団体がちゃんと動き出したら、一緒に練習して試合でいいものを見せれればと思います」。


ディアナ大会日程
 
ディアナ『Rising:episode1~勃発~』

『初陣』
◆3月21日(月)東京・ディファ有明(16:00)
『陸奥炎上編』
◆4月17日(日)福島・いわき市平体育館(17:00)
『浪速激闘編』
◆4月24日(日)大阪ミナミ・ムーブ・オン・アリーナ
『凱旋』
◆4月29日(金)山形ビックウィング
『凱旋II』
◆5月1日(日)山形県南陽市民体育館
『決戦』
◆5月14日(土)神奈川・川崎市体育館


リー&趙雲が参戦/アイスリボン1・29蕨全カード
 
『アイスリボン・259』
◆1月29日(土)埼玉・イサミレッスル武闘館(13:00)
 
▼10分1本勝負
 志田光vs飯田美花
▼10分1本勝負
 つくしvs宮城もち
▼10分1本勝負
 りほvs松本都
▼30分1本勝負
 趙雲子龍&ヨネヤマカオ・リー&真琴vsCHANGO&みなみ飛香&都宮ちい


堀田&広田vs米山&春山/REINA3・18神栖全カード
 
『REINA Fiesta 3.18』
◆3月18日(金)茨城・神栖市民体育館(19:00)
 
▼Leonvsmasu-me
▼飯田美花 vs 阿部幸江
▼藪下めぐみ&中森華子vs倉垣翼&黒木千里
▼豊田真奈美vs植松寿絵
▼堀田祐美子&広田さくらvs米山香織&春山香代子
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