NHK大分県のニュース　大分放送局

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実弾射撃訓練始まる

大分県の日出生台演習場で在日アメリカ軍による実弾射撃訓練が７日から始まりました。
大分県にある陸上自衛隊の日出生台演習場では駐留している沖縄の負担軽減のためとして平成１１年から在日アメリカ軍海兵隊による実弾射撃訓練が実施されています。演習場では午前７時ちょうどに訓練の実施を知らせるサイレンが鳴り、敷地内ではその前後から車両やヘリコプターが行き来する様子が見られました。
そして午前１１時すぎにドーンという最初の砲弾の音が響き渡って２年連続８回目となる実弾射撃訓練が始まりました。
演習場を見下ろせる大分県玖珠町の高台では訓練に反対する住民グループが訓練の監視をしていて実弾が発射された時間や数を記録していました。
実弾射撃訓練は７日から今月１３日までの間の５日間行われる予定です。
在日アメリカ軍が事前に行った会見では今回は１５５ミリりゅう弾砲に加えて去年初めて使用された小銃や機関銃も使われるということで住民グループからは「訓練が拡大している」と反発する声も上がっています。
現地で監視活動を行っている住民グループの浦田龍次事務局長は「訓練が始まる日は毎回くやしい思いだ。実弾射撃訓練は５日間だというが、集中的に実施されるのではないかと思う。期間中は、監視の目を光らせていきたい」と話しています。

02月07日　13時00分

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