大分市で発生した鳥インフルエンザの問題で、移動制限区域内にあるほかの養鶏場の調査では異状はありませんでした。
県は鳥インフルエンザが発生した大分市宮尾の養鶏場を中心に半径10キロの範囲を2日深夜から移動制限区域に指定し、鶏や卵の移動を禁止しています。この中で100羽以上の鶏を飼育している養鶏場10戸での抗体検査の結果はすべて陰性でした。
また100羽未満を飼育する小規模農家など300カ所あまりに対しての立ち入り調査は7日で終了する予定で、これまでのところ異状は確認されていません。
別府大分毎日マラソン大会が開かれ、モロッコのアハメド・バダイ選手が初優勝を飾りました。
第60回の記念大会には女子選手126人を含む史上最多の1939人が出場し、正午に大分市の高崎山・うみたまご前をスタートしました。
レースは前半、招待選手を中心とした10人ほどが先頭集団を作ります。25キロ過ぎ、モロッコのアハメド・バダイとヤクルトのダニエル・ジェンガが抜け出すとデッドヒートを繰り広げながら終盤へ。残り1キロでバダイが前へ出るとそのままじわじわと差を広げ、2時間10分14秒のタイムで優勝しました。
日本人トップは九電工の前田和浩で、2時間10分29秒で3位に入りました。
日出生台演習場で7日から始まる沖縄アメリカ軍の実弾射撃訓練に抗議する集会が開かれました。
演習場の入口に訓練に反対するおよそ100人が集まりました。県内だけでなく東京や大阪、沖縄など県外からの参加者も多く、それぞれの地元での活動報告などをして訓練廃止への思いを共有しました。
演習場では7日からの実弾射撃訓練に備え準備が進められました。訓練は13日までで、射撃はこのうち5日間の予定です。
服飾デザインを学ぶ学生たちがファッションショーを開きました。
別府溝部学園短期大学の学生22人が、1年かけて制作したドレスや浴衣などを発表しました。物語に合わせてモデルが登場するなど、演出もすべて自分たちで考えました。
2年生にとっては卒業制作でもあり、保護者や友人など250人で会場は満員となりました。卒業後はファッションメーカーなどで働くということです。