女装タレントのマツコ・デラックス(38)が6日、都内で著書「あまから人生相談」(ぶんか社刊)の発売記念イベントを行い、八百長問題で揺れる相撲界に物言いをつけた。この日の開催が中止となった「日本大相撲トーナメント」放送の出演依頼を受けていたことを明かし、「いろんな意味で悪質よね」とバッサリ。さらには「琴光喜の代わりになってくれとかなったら、3日ぐらいバレない自信ある」と“角界転身”をほのめかすなど、爆笑会見を繰り広げた。
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すっかり“横綱級”の芸能界ご意見番となったマツコが、大荒れの角界にモノ申した。
巨体を揺らして登場したマツコは、開口一番「何について聞きにきたのよ」とジロリ。八百長問題について切り出されると「相撲は何の関心もないので興味ないです」と、報道陣の“土俵”には上がらない姿勢を見せながらも「『大相撲トーナメント』からゲストで出ないかって話が来てたのよね」と切り出した。
大会を主催するフジテレビから出演依頼されたがスケジュールの都合で断ったことを明かすと、「(相撲には)何の関係もない、体形が近いってだけで。私に言ってくるって、いろんな意味が考えられて、悪質よね!」と悪態。
加速した“マツコ節”はもう止まらず、「まわしをつけたいかって?バカじゃねーの。けど(男だから)土俵には上がれるわよ。『琴光喜の代わりにやってくれ』とかなったら、3日間ぐらいバレない自信はある」と“角界転身”までもぶち上げてみせた。
相撲界最大の危機的状況に、身を張って救いの手を差し伸べたマツコだが、最後は「これだけ身を割かなきゃ、ワイドショーでは使ってもらえないのよ…」と本音もチラリ。それでも、しっかりと報道陣を寄り切ったマツコは、推定100とウン十キロの巨体を揺らしながら意気揚々、花道を引き揚げていった。
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