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【芸能・社会】

光一エンドレス・ショック開幕 階段落ち再来年にも富士山超え!!

2011年2月6日 紙面から

 KinKi Kids堂本光一(32)が主演する人気ミュージカル「Endless SHOCK」(作・構成・演出ジャニー喜多川)が5日、東京・丸の内の帝国劇場で開幕した。今年は帝劇開場100周年のメモリアルイヤー。光一は「記念の年にやらせていただけるなんて」と感激し、見せ場の階段落ちも鮮やかにこなした。

 「100周年のまさにその時に公演をやる。恥のないようなステージをお届けしたい」。開演前に会見した光一は、帝劇が開場した3月1日も舞台に立つとあって、気合をみなぎらせた。

 第一幕のラスト、殺陣の後に観客の目をくぎ付けにする階段落ち。血のりで顔を真っ赤に染めた光一が、1段21センチで22段、高さ4・62メートルを5秒で一気に転がり落ちる。2002年6月の初挑戦以来、この日で638回目。落下した高さの合計はなんと2947・56メートル。ライバルさえいない、文句なしの世界記録だ。

 13日の昼公演で3000メートルの大台に到達し、今年の全76公演を終えれば3294・06メートル。日本の山で標高2位の北岳(3193メートル)を抜き、このペースが続けば再来年に富士山(3776メートル)を超えることになる。

 光一は「気を張ってないとケガにつながる。半年ぶりにやって、死ぬかと思いました」とさらり。製作スタッフは「アクション指導の担当者が『スタントマンよりきれい』と絶賛するほど。体がななめになるとケガしやすいが、光一さんはバランス感覚にたけているので、途中でまっすぐに修正できる。神業です」と脱帽する。

 12年目を迎えても全日程の即日完売が続くが、「布のフライングは仕掛けの位置を変えて、お客さまのより近くに飛び出せるようにした」と飽くなき向上心を見せる光一。これからも究極の階段落ちを求め、転がり続ける。

 公演は3月31日まで。

 

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