任期満了に伴う愛知県知事選挙は、無所属の新人で公明党県本部が支持する、元衆議院議員の大村秀章氏が初めての当選を果たしました。
大村氏は50歳です。農林水産省を経て、平成8年の衆議院選挙で自民党公認で初当選して以来、連続5回当選し、厚生労働副大臣などを歴任しました。今回の選挙にあたって、大村氏は、名古屋市の河村前市長と連携し、「愛知県と名古屋市を合体させた『中京都』という新たな枠組み作りを進めたい」として、自民党に離党届を提出し、立候補しました。選挙戦では、名古屋市長選挙に立候補した河村前市長との連携を前面に出した運動を展開するとともに、県民税の10%減税や、「中京都」構想の実現などを訴え、支持を受けた公明党のほか、民主党や自民党の支持層、それにいわゆる無党派層から幅広く支持を集め、初めての当選を果たしました。