栄冠に続く道

中学受験生タクトの日々とアラフォー主婦の日常

ユウの受験(1月後半のこと)

2011-01-15 23:35:05 | ユウの受験
先日UPしたユウの1月受験の記事の続きです。
これもこのブログを始めた当時書いたもの。
ユウはかなり必死でした。

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1月校を受験する前は、ユウははとても不安だったようですが
2月1日からの入試にはあまり不安はないようです。
ユウのようなタイプは1月校を受けておいてよかったのだと思います。

しかし、1月校に受かっても私は不安でたまりませんでした。
その不安な感情をユウに悟られないように、
毎日精一杯過ごしていました。

時々
「もし落ちたら!?」
と膝から崩れそうになるくらいの不安に突然襲われたりしていました。
…どこか精神的に病んでしまっていたのでしょうか

私は基本的に楽天的で、あまり深刻に物事を考えないタイプです。
そんな私でも中学受験生の親はキツかった!
(※当時はそう思っていた。)

この頃はまだ外が真っ暗な朝5時半に起きて、ユウは机に向かっていました。

カリカリと勉強しているユウの姿に
「凄味」のようなものを感じ、声をかけるのを一瞬躊躇ってしまうほど。

学校行くまでの朝勉の時間は朝食の為に中断時間がありますが、約2時間。
取っておいたたくさんの第2志望校のそっくりテストが2教科こなせ、
振り返りまでするのにちょうどよい時間だそうで、毎日取り組んでいました。
塾に行かない日は、学校から帰ってすぐ机に向かい勉強です。
夕食とお風呂の時間以外ずっ〜とです。
声をかけないと休憩時間すら取ろうとしません。

埼玉の学校に合格し、気が少し抜けるんじゃないかなと思ったのですが
そういうことは全くありませんでした。
そんなユウの右手の小指は、ノートやプリントに触れる部分が
赤く擦り剥けているのです。
私はペンダコはできたことがありますが、
擦り剥けるほど字を書き続けた経験はありません。
筆圧の強いユウのことです、きっと毎日疲れただろうなぁ

残り10日となったころから、
急になぜか時間が経つのがすご〜く遅くなりました。
11月や12月はあんなに時の流れが速かったのに!
「もう早く終わってほしい!」の一言。
ユウを中学受験から早く解放してあげたい。。。
ただそれだけを毎日考えていました。



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ユウに比べると、タクトの受験は本当〜に「まったり」としています。
タクトは↑こんなに勉強していないし
必死さがまるで伝わってこない…

私も不安がないと言えば嘘になりますが
2年前のような病みそうなぐらいの不安は全くありません。
それはたぶんタクトが「願いが叶わなかったら、あっさり地元中に行く」と宣言しており
私もそれで良いと思っているからかな。
(ユウの時は「絶対に女子校に行きたい!」と言っていたので
逃げ場がなかったですから。)







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1月入試

2011-01-05 23:51:10 | ユウの受験
2年前の1月5日はユウの埼玉入試の出願日でした。
郵送では基本的に願書を受け付けていない学校だったので(今はどうか知りませんが)
現地まで赴く必要がありました。
「番号が最後の方だと、体育館(寒いらしい)で受験することになるらしい」
と聞いていたので、
夫が気合い入れて始発に近い時間に出掛けて行ったのを覚えています。
結果早く着きすぎて2桁前半の番号を頂きましたが
後から考えるとそこまで早く行く必要はなかったみたいです。
(夫には悪いけれど


さて、1月のユウの受験について受験後すぐに書いたものがあるので
アップします。
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1月校の過去問について塾のお友達とお喋りしていた時、
クラスの女の子のうち二人が
「過去問はいつも9割取れる」と言っているのを聞いた上に
「でもさ、僅差で落ちたりするらしいよ。」
「去年一番上のクラスの人が一人ダメだったんだって。R4とか関係ないんだって。」
などとという情報も耳に入れてきたユウは

(え?9割?!)←ユウは8割取れて大満足していた。
(え?僅差でダメだったの?)
(R4って関係ないの?)

と一気に不安モードに陥ってしまいました。
…入試前日に「明日が怖い〜」と言われても。。。

それでも早起きを頑張って、試験会場まで行きました。
親子で緊張し青ざめた顔をしていたと思います。
Nバッグを背負った女の子の大群を見て、「Nで良かった。」とつぶやくユウ。

Nの先生方は、長い花道の一番最初と、最後の方の二手に分かれていました。
全部で40人ぐらいの先生と握手をし、応援されて
段々とユウの顔がほぐれていく様子がわかりました。
最後には単純なユウは「元気が出た!」と笑顔に。

花道が終わるとあっという間に玄関。
最後に何と声を掛けたらよいか、ずっとずっと考えてきたけれど
結局「頑張って」しか言えなかった。。。
校舎に消えていくユウの背中を見て、不覚にも涙が出そうになってしまいました。
なぜだかわからないけれど。

ユウの不安は受け止め、「そんなことはない、大丈夫」と
何の根拠もなく否定し励まして送り出したけれど
その不安は確かに私に伝染してしまったようでした。

ひたすら「本番に強い子だから大丈夫。」と自分に言い聞かせながら
試験終了時間を待ちました。
本なんて全然目に入らなかった!
DSにするべきだったかも

ようやく試験が終わり、ユウと決めた待ち合わせ場所で待ちましたが
姿を確認するまでの数十分の長かったこと!
12年も育てていると表情で気持ちを読み取れますが
見た瞬間ホッとするような明るい顔だったので、
安心してまた涙が出そうになりました。



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最後まで算数で苦戦したユウでしたが
塾で採点した結果この試験の算数は8割とれており、
クラスの女子の中で1番だったそうです。
理科はイマイチだったみたいですが…
よほど体調の悪くない限り、R4を満たしていれば大丈夫な学校だと思います。

それにしても、2年前は本当に涙もろかったです。。。







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さよならマイニチ

2009-11-30 23:19:29 | ユウの受験
本日をもって、ユウのMY NICHINOKENとはお別れです。

今年の受験生は全員明日からマイニチが見られなくなります。
4年の時からずっとお世話になった日能研との唯一の繋がりが
断たれることになるとあってなんだか寂しい
IDとパスワードを入力し、ユウと一喜一憂した日々はついこの間のようでもあり
ずっ〜と昔のような気もします。

膨大なデータはどうしようか。。。と誰もが考えることではないでしょうか。
ユウは女子だし、得意科目もタクとは違うしで
タクの受験にはあまり役に立たないような気もしますが
ユウが頑張った証でもあるので、我が家は取りあえずエクセルに保存しました。
(一覧のみですが。)

タクの時はきっともっと寂しいんだろうな。



さて、現役のタクのマイニチは今日もUPされました。
今回のカリテは…前回と平均点が変わらなかったですね
国語は150点は逃しました。
書き抜き問題で一文字写し違えて×となったのです。
例えば「に」と「へ」を間違えるようなミスです。
意味は通じても、書き抜き問題の場合はダメですよね〜。
理科は満点!
結果は応用4科・3科・2科目とも評価10。
頑張りましたね
この調子で今週末のセンターも頑張れ〜









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ユウの中学受験

2009-03-28 22:45:59 | ユウの受験
何日かに分けて、ユウの中学受験について(の詳細を)UPしましたが
なんだか時系列が滅茶苦茶になってしまった上に
長くて読み辛かったので、ひとまず外しました。

これからこのブログを訪問してくださった方は
「度々登場するこの(上から目線の)お姉ちゃんはナニモノ?」
とユウのことを思われるかもしれないので
今度は簡潔にユウのことをご紹介します。

ユウは4年生から日能研に通塾しました。
得意科目は国語と社会。
ユウが一番苦労した科目は算数でした。
5年後期から、6年の秋まで本当に算数ばかり勉強していた気がします。

授業ノートの取り方がとても上手だったらしく、
なんと学校の先生からも、塾の先生(理科と社会)からも
「参考の為にノートをしばらく貸してほしい」
と卒業後申し出があったそうで、驚きました。
私が見ても「すごいな〜」と思った授業ノートもあるので
いつか機会があれば画像UPしたいと思っています。
親の私でも目を背けたくなるタクのノートとは大違いなのです。

趣味は読書。
受験間際まで、一瞬の空き時間も逃さず本に没頭していました。
…というと大人しい女の子のようですが、
実は声も大きいし、活発ではっきりと自分の意見を言うタイプ。
…どちらかというと勝気なほうかな。
タクの方がおっとりとしていて、大人しいタイプです。
最近はかなりファッションにも興味が出てきたようで
雑誌なども購入してよく読んでいます。

願いが叶って、4月からはいよいよずっと憧れていた某御三家女子校に通います。
(志望校選びもユウならではの拘りがあって、親は苦労しましたが。)

これからも度々登場すると思いますがよろしくお願いいたします♪

いよいよ明日から旅行です。←はしゃぎすぎ







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ユウの中学受験(6年生後期の勉強編)

2009-03-25 22:21:13 | ユウの受験
9月からはカリキュラムテストの代わりに、
「合格力育成テスト」と「合格力育成カリテ」というテストを受けます。
ユウは「育成テスト」は難関受験でした。
「育成テスト」の方が「育成カリテ」よりも難しく平均点も低かったです。

夏期講習が終わって最初に受けたテストが
「合格力育成テスト」でした。
ユウと同じ『難関』問題を受験した受験生は3852人。
夏期講習の成果を占うテストだったわけですが
ユウは算数で過去最低点を取るという大大大〜失敗をしてしまい、
平均点にも届かなかったのです!
評価で言うと4とか3ぐらい…。これには落ち込みました〜。
「あんなに夏休み頑張ったのにどうして?」って…。

長く落ち込んでいる暇はなく、模試、テスト、授業、日特、過去問の提出…と
前期以上に日々の勉強に追われる毎日が始まりました。
ここから本格的に志望校対策と、最後の穴埋めの日々が始まるのですが
気分的にはそれどころではないと言った感じでした。
後期のカリテが難しいのですよ〜。
落ち込ませるためにやってる?という感じで。

育成テストに比べると簡単な問題が出される模試の成績は安定はしていました。
でもR4に塾内模試の成績が届いていただけでは安心できませんでした。
志望校の問題は明らかにセンターより難しいですから。
なにしろ普段が普段だったので、不安でいっぱいでした。

そしてついに恐れていたことが現実に!
前期からずっと算数ばかりに時間を掛けていたせいか、
なんと得意だったはずの他の教科までも少しずつ成績が下がってきてしまったのです。
まさに悪のスパイラル!
そしてここで(「受験まであと100日」の頃)ようやく気付くのです。
これだけやって成績が上がらないってことは、
算数の勉強法が間違ってるんじゃない?…ってことに。

夫の「ワンランク問題集のレベルを下げてみたら?」の一言で
塾にも相談して、難関クラスではなく応用クラスの問題集を手に入れ
1冊急ピッチで仕上げることにしました。
だらだらと解くのではなく、時間を計って速いピッチで解くようにして…。
これは大正解でした。
いつもより簡単な問題を大量に解くことでユウは自信を取り戻すことができたのです。
そしてようやく次のステップに駒を進めることができました。
(この期間、授業中に扱っている難関クラスの問題集はお休みしました。
でもこの期間がなければ、最後まで自信のないまま受験日を迎えていたと思います。)

算数がようやく安定し始めて、ようやく余裕が出てきたのはなんと12月。
ここから自宅での本格的な過去問対策を始めました。
提出しなければならなかった国語の過去問や
第3志望以降の学校の過去問は9月からやっていたのですが、
本命校の過去問に本格的に取り組み始めたのは実は12月になってからなのです。
私もユウも同じ過去問を何度も繰り返すのは意味がないと考えていたので
(答えを覚えてしまう可能性があるから)1年1年丁寧に大切に取り組みました。

過去問は第1志望校は手に入るだけ、第2志望校は5年分
以降は3年分取り組みました。

ユウはクリスマスも、大晦日も、お正月も鉛筆を置くことはありませんでした。
いい加減休んだら?と言うぐらい、真剣に勉強していました。
遅れたので休めないと自覚しているのです。
1月は塾でひたすら様々な学校の入試問題に取り組まされます。
初見の問題も自信を持って解けるようになり、
算数が安定しはじめると、他の教科も安定してきました。
1月校も無事合格し、余裕もできました。
しかし油断をせずに、入試直前までやれることには何でもやりました。
右手小指の紙にあたる部分が擦り切れて赤くなるほどです。
辛い時期を乗り越えて、本当にぎりぎり間に合った〜という感じです。

1つやっておけば良かったと思うことがあります。
ユウはその時期余裕がなくて受けられなかったのですが
他塾の模試を受けておけばよかったと。。。
何が足りないか、もう少し客観的に見られたかもしれません。

1月は受験生皆の表情が引き締まり、
塾の鞄を背負って歩く姿には神々しささえ感じる時期です。
タクトでさえ神妙な面持ちでユウを見守っていたほど。
やたらと涙もろくなった親は、出願という最後の大仕事を終え
ようやく願書を手にし、神様に祈りを捧げること(!)と
様々な病原菌から子供を守ることに全力を注ぐだけ。

1月30日、冷たい雨の降りしきる中、壮行会が行われ
ユウはお世話になった日能研とお別れしました。

つい2か月前のことなのに、なんだか遠〜い昔のことのようです。。。







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ユウの中学受験(6年生の勉強編…後期日特)

2009-03-19 12:43:39 | ユウの受験
日能研の後期志望校対策は難関校向けの「選抜日特」と、
教室の近隣中堅校を集めての「合同日特」の大きく二つに分かれています。
選抜日特では、男女御三家、駒場東邦、桐朋、早稲田実業
神奈川のフェリスといった2月1日入試の難関校の対策をします。

これらの日特はお盆から始まり、1月の入試間際まで講義があります。
確か6月の終わりか7月頃に、これまでの成績と本人の希望で決まるのですが、
前期日特同様足切りがありました。
男子なら開成日特が一番足切りラインが高いし、
女子なら桜蔭日特が一番です。(※2010年は足切りがないかもしれません)

日特は約30人一クラスで、学校によって違いますが
5クラス以上あることが多いようでした。
そして成績順にクラスと席順が決められます。
公表されてはいませんが、各校の合格実績を見ると
合格率は良くても半分?という感じです。
上位2クラスに在席しているなら十分合格を狙えると思っていいと思います。
逆に日特内での成績が厳しいのなら、
早めに抑えの学校の「研究ならびに対策」をするべきだと思うのです。
別の日特に思い切って変えるのもいいかもしれません。(辛いことですが)
それで大成功した例がいくつもありますから。

サンデーショックで、女子は御三家・神奈川難関校の併願ができたこともあり
ユウの志望校の決定にはかなり時間がかかりました。
最難関と言われる学校を併願できるなんて確かにラッキーなのですが、
第2志望校が例年なら日特に通い、みっちり対策すべき学校になるのです。
そういう学校を自宅で過去問を解くだけで受けないといけない…というのは
かなり勇気がいることでした。
二兎追うものは一兎も得ずになったらどうしよう…と思って不安でした。
「日特に行けばどうにかしてくれるだろう」という甘い期待があったのですが
振り返ると結局は自分で「どうにか」しないと駄目でした。
塾は傾向が違ってもZ校(偏差値が高い方)の勉強をしていれば
Y校(偏差値が低い方)は受かる、というスタンスでしたから。

後期日特の感想を書きたいと思います。

まず、そっくりテストが少ないです。
授業では毎回予想問題?過去問?をテスト形式で解かされるのですが
正式なそっくりテストではありません。
その代り、オプション(別料金)で「模試の後にそっくり模試」がありました。
(名前は忘れました!)
でも、それを受けるとなると、月に一度の貴重な日曜の午後の空き時間が
またつぶれてしまうことになるので、
うちは申し込はしましたが参加しませんでした。
会場も最寄りの会場ではないので、体力的にもきついですし。
テストは後日貰って溜めておき、入試直前に自宅で解きました。
入試直前はすでに過去問は何回か終えている時期なので
これらのテストはとても役に立ちました。
(今から思うと、これが一番効果があったかもしれません。)

テキストは毎回もらえるのですが、これに関しては賛否両論のようです。
ユウは何度も入試前にやり直し、バイブルとして扱っていましたが
私の知人は「過去問から似たような問題を探して集めただけじゃないの?」と
言いきっていました。
ユウは受験の前日まで手放しませんでしたが、人それぞれですね。

それから開催校舎が1か所(学校によっては2か所)に限られているため
移動時間でかなりロスがあったように思います。
ユウもかなり遠くの校舎まで行きました。
本人は「体力がついたよ。」とか「電車通学に慣れたよ。」と言っていますが
体力をつけるためにいくの?と疑問に思います。

あと、人によっては志望校の日特が開催されていないということもあるようです。
女子で慶応系が第1志望の方々は、どの日特に行ったら良いか
かなり迷われたようでした。

…ってあまりいい話がない?!
授業に出席したわけではないので、授業のどの部分が入試で役立ったのか
わからないのですが、ユウは「役に立ったと思う…」と言っています。
あ、授業はとてもわかりやすく、志望校別の講座だけあって
その学校に受かる「コツ」みたいなものは教えてもらえたようです。
それから、同じ学校を志望する仲間とともに勉強し
士気を高めることはできます。

でも、日特に行ったら力がぐ〜んとつくか…というと
それは違うと思います。
あくまで志望校対策を行う場なので、
成績UPに即繋がるわけではないです。
「モチベーションを保ちつつ、志望校対策が自宅で出来る」というなら
別に参加しなくてもいいと思います。

それが出来ないから皆日特に行くのですが
それでもあえて別の選択肢をした方も何人か知っております。
日特は受けずに
・家庭教師のお世話になる。
・個別指導塾のお世話になる。
・他の塾の志望校別講座のお世話になる。
という選択肢です。

どんな方法であれ、2月に無事合格出来れば大成功ですよね。


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ユウの中学受験(6年生の勉強編…天王山)

2009-02-23 23:11:04 | ユウの受験
6年の夏休みは「天王山」と言われています。
私もユウも「ここは頑張らなくちゃね!」と覚悟はしていました。
お盆も日特があるし、学校の修了式が終わって9月の始業式まで
ほとんど毎日塾です。
塾は午後からだったので、毎日午前中は家庭学習に充てられ、
勉強時間は十分にとれました。

さて、去年の夏休み前のユウは
国語…問題なし
算数…難問で躓きやすく相変わらず解けない
社会…歴史年号に弱い
理科…点数の取れる単元と、取れない単元の差が大きい
といった状態でした。

「苦手をなくそう」と意気込んだ夏休みですが
今から思えばかなり無駄が多く、反省点が多いです…。
塾で配られたのは、分厚い最難関用のテキスト。
これが算数だけは当時のユウに合っていなかったのです。
解答を出すまでに時間がかかるし、
わからない問題は理解するまでに時間がかかる。
フーフー言いながら家で解いていました。
もちろん授業中もそうだったでしょう。

当時のユウは「男子の超難関校の入試問題レベル」の問題が解けない
ということが悩みでした。
でもそういう問題を軽々解ける女子も塾にはいる…。
だからユウも「私も頑張らなくちゃ」と躍起になっていたのです。
(実際そこまで解けなくても女子は大丈夫なんですけどね

しかし躍起になる前になぜそのような難問が解けないのか考えるべきでした。
そういう場合は、難問よりワンランク下げた問題を
たくさん解くべきだったのです。
「跳び箱で8段がどうしても飛べない。
飛べないのに8段の跳び箱に向かって何度もぶつかっていく…。
でも実は7段も3回に2回は飛べなかったのだ。」
という状態だったのです
6段や7段の跳び箱をまず完璧に飛べるようにするべきだったのです。
受験間際にそのことにようやく気づいたのですが、
もし夏休みに、いや、5年の終わりに気づいていたら
もっとほかの教科に手を回せたのにな〜。

社会と理科は、メモチェの他に前期の栄冠テキストをもう1回やり、
カリテの間違えた問題をすべてやりなおしました。
年号でなかなか覚えられないものは、語呂合わせを考えたり
単語カードに書いて覚えました。

算数以外の教科は穴も埋まり、夏休みの間にだいぶ力が付きました。
しかし、算数は間違った勉強法のせいで、時間ばかりかけてしまい
力をつけることが出来なかったのです。
そして秋に算数のどん底時期を迎えるのことに…。


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ユウの中学受験(6年生前期の勉強編…2月から7月)

2009-02-22 23:04:24 | ユウの受験
とにかく6年生は学校も塾も忙しく、
「自宅での勉強時間を確保する」ことにとても苦労しました。

塾は週5日。
塾から帰ってくるのは21時半。
夫も私も小学生が夜中まで勉強することには反対だったので
どんなに遅くても22時半にはユウは寝ておりました。
朝6時には起きて勉強していたのですが、
それでも全然時間は足りませんでしたね〜。
特にペースのまだ掴めていない2月と3月は本当に大変でした。
5年の終わりに学んだ単元の復習をする時間がなく、焦ったことを覚えています。

ようやく時間が取れたのは、春休み。
ここでようやく復習に取り組めたのです。
この春休みにユウは本当によく勉強しました。
その成果か、5年の終わり頃からスランプ気味だったのですが、
春休みを境にまた成績が上がってきました。
4月に新学期が始まる頃には、6年生の「学習の流れ」も掴め
ようやく波に乗ることができました。
春休みとゴールデンウィークはとっても大事です。
遊びたい、というか、休みたいのは親も同じですが、
遊ぶのは1日ぐらいにして、頑張って復習や穴埋めに充てると後が楽です。

前期日特は、何回か「見直し」があり
御三家から難関校日特に移動になったり、その逆があったりするのですが
ユウは以来夏まで成績が安定したので、クラスはそのままでした。

しかし前期の成績次第で、後期の日特が決まるので(←当時は)気が抜けませんでした。
この頃は模試の結果も良く、「楽勝〜♪」と言っていたユウ。
カリテよりやや問題が簡単な模試は結果が良かったのですが
やはりカリテの応用評価が今から思うと芳しくなかったかも。(特に算数)
でもついつい模試の結果が良いと安心してしまうのですよね。

そして秋からまたまたスランプが始まってしまうのです。


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ユウの中学受験(前期日特)

2009-02-21 23:43:45 | ユウの受験
↓この記事は、昨年ユウの受験が終わってすぐに書いたものです。
「ユウの受験」に関しての記事はあまりに長くなってしまったので、
一度公開したものの全て非公開にしたのです。
駒子様からコメントをいだたきましたので
参考になるかわかりませんが「前期日特編」を公開させていただきます。


予想以上に苦しかった5年生の後半を乗り越え2月から6年生に。
2月からは前期日特(日曜日のテストの後にある講座)も始まりました。
前期日特については、「意味がない」「意味がある」と
両方の意見が聞こえてきますが、ユウの場合は
「少しは意味があった」かな。

前期日特は応用クラスの場合、御三家日特、難関校日特に分かれていました。
御三家日特は女子と男子では基準が違い、
女子は偏差値65以上、男子は偏差値67以上で足切りだったかと。
(5年後期の偏差値平均が)
室長の温情でどうにかなるものではない、と聞いていたのですが
実際シビアに足切りしていました。
ユウは御三家日特に参加していたのですが、
ここで御三家日特に入れなかったとしても御三家に十分合格できます。
6年生になってから伸びるお子さんって、すごく多いですから。
(特に男子)

前期日特はいつもの校舎ではなく、電車で20分ほどの校舎で受けたのですが
お友達が何人も出来たことは、役に立ったそうです。
(何の?)
勉強面では、本科の授業ではまだ触れることのない入試問題に
一足早く触れることで、後期の授業やテストで
「あ、これに似た問題を前期日特でやったなぁ〜。」
…となる程度の役には立ったそうです。

あと、前期日特のテキストは、算数だけですが後期に問題集として
結構使いました。
後期はより難しい問題ばかり取り組むので、
前期のテキストの問題が良いウォーミングアップになるのです。
ユウは朝勉をしていたので、計算問題と前期テキストの問題を
一日の一番初めにやっていました。

でも…もし家庭での学習時間が取れない上に、お子さんが疲れているようなら
わざわざ前期日特に通う必要はないと思います。
周りが皆行くとつい焦ってしまいますが、
遠くの校舎まで通う時間も馬鹿になりません。
後期の志望校別の日特は行くべきかもしれませんが、
前期の日特は「絶対必要」とまでは言い切れないかも。

通うと決めた方に、もう少し良い点をご紹介したいと思います…。
まず、後期の日特の練習になります。
後期の志望校別の日特は、遠い校舎になることが多いです。
日曜の朝早くにお弁当を作って、送り出さねばなりません。
後期は勉強がさらにぐっと大変になります。
でも前期で日特に通えた体力があれば、
後期の日特も乗り越えられること間違いなしです。(親も子も)
それから、違う校舎のお友達や顔見知りができると、
同じ校舎に同じ後期の日特に通うお子さんがいなくても
寂しい思いをしなくてすみます。
友達がいないと、子供はそれだけで「つまらない」と言い出だしがちなので。
顔見知りが多いと、本番のテストでもリラックスできるようですよ。

タクは御三家日特はこのままだと無理かもしれませんが
前期日特には参加させるかも。
なにしろ「家にいても勉強しない」タイプですので。








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ユウの中学受験(5年生の勉強編)

2009-02-20 22:54:54 | ユウの受験
5年生になってから、夏休みぐらいまでは
カリテでは10が並び、センターも偏差値70以上をとったりと
ユウの成績は絶好調でした。
(それに比べてタクは

秋になってテキストが変わる頃からまた一段と5年生の勉強はハードになります。
カリテで算数と理科の成績がパッとしなくなってきました。
算数は共通問題は評価が9〜10なのに、応用評価が7という感じ。
算数と理科で7がつくと、国語と社会が9や10でも
総合では8となってしまいます。
応用問題で「出来ないものは、出来ない」と
空欄を作ってくるようになったのです。
確かに正答率も一桁だったりするのですが、今から思えば
この頃、そんな正答率の低い応用問題もしっかり取る子と
ユウのように落としてしまう子の差が開いてきたのだと思います。
その差は、「比」や「速さ」など問題が難しくなるにつれ開いていきました。

6年になってその差を埋めるのにとっても苦労するわけですが、
その頃はそんなことまで考えが及ばず、
今までのようにテストを見直して、日々の授業をきちんと聞き、
宿題をやっていれば大丈夫だろうとタカをくくっていました。
それで大丈夫なお子さんも勿論いらっしゃるのでしょうが…。

でも、タクの算数の問題を解くスピードを見ていると、
明らかに当時の(5年の後期だけでなく、前期も。いや4年の頃から?)
ユウは遅かった!そのことに気付くべきでした。
一定の時間に取り組める問題量が違ってくるのですから。

タクはテキストと難関校対策問題集をすべて塾の3コマで終わらせてきます。
ノートを見ると実に汚いのですが、採点まで終えて帰って来るので
家では栄冠を翌朝やるだけです。
ユウはオプ活などの問題も数問残してきたし、
難関校対策問題集に至っては手をつけてこなかったのです!
でも自信がなくて市販の問題集にも手を出したり…と、試行錯誤の一年間でした。

理科も物理だけは弱かった〜。本当にユウは文系脳なんです。
いつも理科はタクの倍ぐらいの時間を掛けて頑張っていました。

社会と国語は好きだったからか、才能があったのか
授業で完結してきていました。
ノートは完璧だし、漢字もばっちり。
国語は5年になると後半の文法や、文学史などがややこしいのですが
それらもパーフェクトでした。
家では国語の勉強をすることは、宿題も含めて全くありませんでした。

でも、このように得意な科目があると本当に心強いのですが、
頼り過ぎるとしくじった時に目も当てられません。
それが怖くて「あまり慢心してはいけないよ。」とよく言いましたが
とりあえず5年生の時はそれで乗り切れました。
でも、全く勉強しないと、いくら得意でも6年ではキツくなってくるものなのです。
6年生レベル、いや、入試レベルになってくるとごまかしが効かなくなるのです。

「やり過ぎる科目(しかも間違った方向性での)や、
全くやらない科目があるのは、バランスが悪い。
安定した成績を望むのなら、やはり全科目満遍なく。」

これが受験が終わって学んだことです。








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