朝鮮学校無償化手続き停止問題 高木文科相、手続き再開しないことを決定 学校側に通知
2010年11月、北朝鮮の韓国への砲撃を理由に、政府が朝鮮学校に対する授業料の無償化の手続きをいったん停止している問題で、高木文部科学相は、6日の期限を前に手続きを再開しないことを決め、学校側に通知したことを明らかにした。
高木文科相は「状況に大きな変化がないことなど、総合的に判断をして、現時点においては、再開をしないということにいたしました」と述べた。
高木文科相は理由の1つとして、北朝鮮が韓国との関係で、緊張緩和に対する姿勢を明らかに示すことがなければ、再開は厳しいとの見方を示している。
一方で、朝鮮学校側が求める高校3年生への卒業までの無償化については、条件が整い、手続きが終了すれば、支給もあり得ることを明らかにした。
(02/05 01:17)