2011年2月4日22時10分
与野党の厚生労働相経験者が3日夜、都内で集まり、社会保障改革のあり方について意見交換した。いずれも「このままでは社会保障制度が持たない」と危機感を持つ面々。会合の定例化で一致しており、「影の政策協議」の場になるかもしれない。
自民党出身の尾辻秀久参院副議長が呼び掛け、坂口力(公明)、柳沢伯夫(元自民)、舛添要一(新党改革)、長妻昭(民主)の5氏が集まった。この日は改革の必要性で一致したが、消費増税を含めた具体策には至らなかった。今後は細川律夫厚労相も招き、定期的に意見交換したい考えだ。