2011年2月5日23時13分
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パナソニックは3日、3D対応の薄型テレビ「3Dビエラ」の春モデル4シリーズ10機種を発表した。輪郭が二重に見えにくい3D映像を実現。同社初の3D対応液晶テレビも追加した。商品種類の拡充で「徐々にではなく、一気に3Dの普及拡大を図る」(西口史郎・デジタルAVCマーケティング本部長)という。
初の液晶3Dテレビ「DT3シリーズ」は37型が想定価格約19万円、32型が同約17万円。求めやすいサイズと価格帯で3Dの普及を後押しする。ほかに色の再現性を高めた最上位機種のプラズマテレビVT3シリーズ3機種など42〜50型の8機種を投入する。3D専用メガネはいずれも別売り。3月11〜18日に発売予定。
同社の昨年10〜12月の薄型テレビに占める3Dテレビの販売構成比は12%だった。今年を「3D本格普及の年」と位置づけ、11年度は販売構成比(40型以上)で9割以上を目指すという。