小沢氏「国のため自分捨てる」 政治活動に意欲民主党の小沢一郎元代表は5日、広島県尾道市での党所属議員の会合で「今日は国内外ともに大変に難しい状況だ。自分を捨てて、国のためにどうすべきかを考えなければならない」と述べ、強制起訴後の政治活動に重ねて意欲を示した。 党執行部が進めるマニフェスト(政権公約)見直しに対しては「現実の厳しさに(公約実現を)あきらめてしまったら、何のための政権交代だったのか」と批判。「われわれが国民に呼び掛けた理想の旗はどんなに苦しくても掲げ、努力する姿が尊い」と指摘した。 同席した国民新党の亀井静香代表は「小沢氏を『宗主』とする小沢軍団200人の力なくして、民主党がしゃんとしていけるわけはない」とエールを送った。これに先立ち2人は会場内の控室で意見交換した。 【共同通信】
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