オープンセミナー開催レポート
読まれる 新聞づくり教室
 
セミナー風景
【セミナー開催レポート】

★ワードで読みやすい機関紙を作りませんか
「読まれる 新誌づくり教室」

 読者は見出しと写真にひかれて記事を読みます。そこで、読まれる機関紙にするための取材から記事の書き方、見出しの付け方、写真の撮り方、レイアウトのコツなど、実習をまじえてすぐに使えるテクニックをご紹介いたしました。
【日 時】 6月3・4日(木・金)
【会 場】 総評会館 東京都千代田区神田駿河台
(地下鉄・新お茶ノ水駅上 JR御茶ノ水から徒歩7分)
【講 師】 芝沼 隆一元産経新聞編集局整理部長
酒巻 俊介産経新聞写真報道局次長
【講義内容】第1日
10:00  受 付
10:20
〜12:00
「取材から記事にするまで」
12:00
〜13:00
 昼 食
13:00
〜16:00
「写真撮影のポイントと実習」
  ★東京ドームへ移動して巨人・中日戦観戦


【講義内容】第2日
10:00
〜11:00
「分かりやすい記事の書き方」
11:00
〜12:00
「見出しを付ける実習」
12:00
〜13:00
昼食
13:00
〜16:00
「レイアウトのポイントと実習」
16:00
〜16:30
「出来上がり紙面のアドバイス」
「開催レポート」

 「明日からの機関紙づくりにすぐに役立つ」をキャッチフレーズにした「紙誌づくり教室」(産経新聞労組情報センター主催)が6月3、4日、東京・お茶の水の総評会館で開かれました。

 初日の講義のハイライトは写真撮影の実習。「人のいない真ん中が空いてしまう対談の撮影は難しい」と酒巻俊介・産経新聞写真報道局次長が指摘する、カメラマン泣かせの構図に受講者が挑みました。「写しやすい位置に座ってもらおう」「2人が重なるようなアングルにしては?」、酒巻講師のアドバイスを受けた受講者の顔は真剣そのものでした。撮影した写真はその場でスクリーンに映し出して講評。「現物が見えるのでとても分かりやすい」と受講者に好評でした。
 
 新聞作り40年のテクニックを教える当研究所・芝沼隆一編集委員の講義は、取材の仕方から紙面レイアウトの実習までの一貫講義。 受講者の一番の悩みは「どうしたらいい見出しがつけられるか」にありました。芝沼講師はよくない見出しをスクリーンに映して、どこがどういけないのかを解説した後で、見出しを読めば記事内容がズバリ分かるいい例を表示。対比することによって受講者は見出しを付けるコツを飲み込み、その後の練習問題でさっそく成果を披露しました。

 講師と受講者が一緒になって実技を通して学ぶ実習中心の講義は、「目からウロコが落ちた。これからの紙面づくりに目標ができた」(日立プリンティングソリューションズ・桑山浩孝さん)の言葉にあるような成果をあげました。
 
 今回は東京ドームで巨人・中日戦の観戦のお楽しみつき。清原選手が2000本安打に王手をかけ、巨人が圧勝したゲームは巨人ファンにとってはたまらない一夜となりました。
セミナー風景
【受講者のおもな声】

「新聞作りのプロの教えは今後の紙面づくりに大変参考になる」(全日教連・内村壮一さん)
「楽しかった。この教室をきっかけに心機一転、楽しんで紙面を作りたい」(三菱重工三原・太田黒智江さん)
「講義のほかに野球観戦があったり他の労組の方と交流できて、有意義な時間を過ごすことができた」(三菱重工三原・田中和洋さん)
「ホームページのレイアウトを考えるうえでも大変役に立ちそう」(中国電力・清水伴美さん)
「今までなんとなく紙面づくりをしていたので時間がかかった。とくにレイアウトに悩まないですみそうです」(ジェコー・高橋秀之さん)

 当センターでは7月8・9日に6月と同じ内容で「紙誌づくり教室」を開きます。今回はフジテレビ・木幡美子アナウンサーの「気をつけたい言葉づかい」の講義のほか、写真撮影は人気スポットのお台場で。またフジテレビ特別コースの見学もあります。
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