TRENITALIA イタリア鉄道fsの自動券売機は、銀行のATMを使用出来る方なら誰でも簡単に操作出来ます。
最初は少し戸惑いますが、一度使ってしまえば何てことはありません。
切符売り場が混んでいても、自動券売機は空いていることが多いです。
一箇所の自動券売機が混んでいても、プラットホーム寄りの券売機は空いていたりします。
自動券売機を上手に利用し、貴重な時間を節約しましょう。
(尚、画像はビデオからのキャプチャーの為、少々見づらい事をお許し下さい。←デジカメを使えば良かったのですが、恥ずかしかったので・・・。)
(2005年旧バージョンはこちら) |
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最初の画面です。
(ココはミラノ・ポルタガリバルディ駅の自動券売機です) |
殆んどの方が英語を選択すると思われますので、英語画面でご案内します。 |
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支払方法に制限がある場合、この画面が出ます。
この券売機はキャッシュ(現金)が使えません。 |
OKだったら“NEXT”を選択します。 |
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先ず、チケット発券“TICKET ISSUE”を選択します。
“FAST ISSUE”はやった事が有りません。
“INTERNET”はたぶんネット予約のチケット検索?
選択すると、予約コードの入力画面になりました。 |
目的地の選択画面です。
ガリバルディ駅の自動券売機なので、出発駅“FROM”には“MILANO PORTA GARIBALDI”が既に選択されています。
出発駅を変えたい時は、他の出発駅“OTHER DEPARTURE”を選択し、目的地選択と同様の操作を行います。 |
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今回はミラノ中央駅からのチケットが欲しいので、“OTHER DEPARTURE”を選択。 |
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MILANOの文字をディスプレイにタッチし入力すると |
右側に駅名が絞られてきます。 |
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“MILANO CENTRALE”が出てきました。 |
“MILANO CENTRALE”にタッチ。
出発駅の自動券売機を用いる場合は、ここまでの操作はいりません。 |
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今回の目的地は“GENOVA P P.ZA PRINCIPE.”なので、タッチパネルの駅一覧にありません。 |
この場合他の目的地“OTHER DESTINATION”を選択。 |
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出発地選択時と同様に、 |
“GENOVA P P.ZA PRINCIPE.”を入力して行きます。 |
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一文字修正したい場合は、“CANCEL”にタッチ。 |
スペースもちゃんと入力します。 |
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文字の入力に従い、右側に駅名が絞り込まれます。 |
“GENOVA PIAZZA PRINCIPE”をタッチパネルで選択。
目的地“TO”に“GENOVA PIAZZA PRINCIPE”が入力されます。
ジェノヴァには色々駅がるので注意。
この画面で見つからない場合は“FURTHER”にタッチ。 |
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乗車する日を選択します。
今日と明日と他の日“OTHER DATE”の選択肢があります。明日以降のチケットを購入したい場合は、“OTHER DATE”を選択し、乗車日を指定します。
事前にチケットを購入しておけば、出発日当日にに慌てなくても済みます。 |
今回は、明日乗車する為のチケットなので、TOMORROW?“22/08/2007”にタッチ。 |
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乗車する時間帯を選択します。 |
多分今日の分の切符を買う場合はこの画面は出ません。 |
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次に、選択した時間帯の列車が画面に出てきます。
時間帯を広げたい場合は、画面右下の青いボタンの“FURTHER OPTIONS”を選択すると、時間帯を指定出来る。 |
目的地や、出発までの時間をもう一度良く検討し・・・。 |
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乗りたい列車“11:10→12:42”にタッチ。
但し普通列車“by REGIONALE”の場合、発券されるチケットに列車が指定されるわけではありません。
この為、是が非でもこの列車に乗らなければいけないということではないので安心して下さい。
注意が必要なのは、経由地で、例えばピサからフィレンツェまでは2系統あり、最短はエンポリEMPOLI経由(約1時間)。もう一つはモンティカティーニMONTECATINI、ピストイアPISTOIAを経由する列車(約1時間半)がある事。
チケットには経由地が“VIA EMPOLI”などと記載されるのでチェック。
経由地が異なると、目的地が一緒でも走行距離が違う為値段も変わります。
EMPOLI経由:EUR 5,00
MONTECATINI、PISTOIA経由:EUR 5,90
異なる経由地のチケットで乗車したことが無いので検札時にどうなるか判りませんが、当然安い経由地のチケットで高い経由経路を使用すると怒られるでしょう。 |
もう一度良く内容を確認。
同じ各駅停車REGIONALE(レジョナーレ)でも、停車駅の数が異なり、当然到着駅までの時間も異なります。
経由地を間違えない為にも、事前にある程度の時間帯の列車をfsのサイトで調べておいた方が良いでしょう。
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良かったら“DO YOU WANT TICKET ISSUE?”の質問に対し、 |
“YES”のボタンにタッチ。 |
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割引カードを何も持っていないので・・・。 |
“STANDARD”にタッチ。 |
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次に、乗車人数を選択します。 |
最初は大人1枚になっているので、“+”ボタンを押し購入枚数を指定します。 |
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今回は大人2人の指定。 |
良ければ“NEXT”。 |
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この画面は、座席予約が任意の列車の場合表示される。ES*やEC,IC Plus等は原則座席指定なので、この画面を経ずに下の画面が表示される。
座席指定を受けない場合は“NONE”にタッチ。
指定を受ける場合、“SEATS”にタッチすると下の座席指定画面に移る。 |
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次に座席の指定を受けるか聞いてきます。
指定を取らなくても列車がガラガラで、座席指定を受ける意味が無い場合もあります。また、指定された座席に他の人が先に座ってたりする事がありますが、念のため座席予約の可能な列車は、指定を受けておいた方が良いと思います。
ただし、基本的にイタリアの列車の座席指定はあっても無いようなもの。指定を受けた座席に先客が居ることが多い。ガラガラの場合は指定以外の座席に座る事もありますが、他に座席が無い場合はチケットを見せて退いてもらいましょう。 |
自分で座席を指定(大まかに窓側・通路側等)するオプション“SELECT SEATS”を選択。 |
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座席の絵が出てきます。
この列車はコンパートメントタイプ。 |
座席を選択します。 |
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選択された座席が赤くなります。 |
選択し終わったら“NEXT”。 |
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少々お待ちを・・・。 |
1等車が2等車か聞かれます。
今までは2等車で充分と思っていたが、込んでいる場合はやっぱり1等車が良い。
乗る列車が込んでいるかいないかは実際乗ってみないと解りませんが・・・。
一人数百円の違いをどう考えるかですが、(本当に申し訳ない言い方ですが)やっぱり客層が違います。 |
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本来は2等車両“2nd CLASS”で十分なのですが、やっぱり“1st CLASS”を選択。 |
支払い方法を“クレジットカード”、“キャッシュカード”から選択します。
最初に述べたように、この券売機は現金は使えないものです。 |
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今回はクレジットカードなので、“BY CREDIT CARD”にタッチ。 |
“FIDELITY CARD”を持っているか聞かれる。持っていない為、“NONE”にタッチ。 |
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ここで、指定された座席の車両番号と座席番号が確認できます。
ひとりぶんずつ出ますので、“NEXT PERSON TRAVELLING”を選択し、座席番号を確認してください。
ここでは1号車の65番座席と66番座席が並びで指定されている。
離ればなれの席になっている事がありますので、これを怠ると、少し悲しい思いを致します。 |
実際私達は1度失敗しました。
隣同士の席が指定されない場合は、どうすれば良いか解りませんが、嫌だったらここで“EXIT”を押せば抜けられます。
今回はOKなので“NEXT”にタッチ。 |
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クレジットカードを入れるよう催促されます。 |
カードを入れてます・・・。
吸い込まれるタイプではなく、自分で差し込む方式。暫く入れたままにしないと通信エラーになる。 |
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通信中。 |
通信中。 |
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通信中。 |
どのタイミングかは解りませんが、クレジットカードを早く引き抜きすぎると通信エラーが発生し、アボートしてしまいますので注意。 |
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何回か失敗したのでクレジットカードは発券されるまで入れっぱなしにしました。
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チケットを1枚発券しています。
乗車が2名だからといって2枚チケットが出る訳ではありません。心配御無用。
チケットに乗車人数が印字されております。 |
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くれぐれも、クレジットカードを引き抜く事を忘れずに!!! |
チケットが出てきました! |
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REGIONALE等の未使用の乗車券は、発券から2ヶ月間有効です。
一度刻印すると200km未満の区間では、6時間以内に目的地に到着しなければなりません。
(逆に考えると、6時間以内なら途中下車可能という事でしょうか?)
列車に乗る前に、黄色い自動検札機で刻印するのを忘れずに!たまに壊れている機械もあるので(多分赤いランプが点いている?)、刻印の音がしない場合はサッサと諦め、他の機械で刻印しましょう。
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初歩的なな英語が理解出来れば、長い列に並ばすとも簡単にチケットを入手できる事がお分かり頂けたと思います。
日帰りが可能な距離ならば、割高のオプショナルツアーは止めて、普通電車でのんびりとイタリアを満喫しては如何でしょうか?
目的の列車は何番線到着か確認して・・・。

それでは。Bon Viaggio!! |