NHK広島県のニュース　広島放送局

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「選挙対応は公務ではない」

広島市の秋葉市長は、１月４日の退任表明以来初めて記者会見を開きましたが、退任を決めた理由については「定例会見の場は、市長の公務について話す場で、立候補するかどうかについて話す場ではない」と述べ、明らかにしませんでした。
広島市の秋葉市長は、１月４日の仕事始め式で今の任限りでの退任を表明して以来、インターネットの動画サイトを通じて退任を決めた理由などを説明しましたが、記者会見は拒否していました。
秋葉市長は、退任表明から１か月を迎えた４日、記者会見を開きましたが、退任の理由については「定例記者会見の場は、市長の公務について話す場で、立候補するかどうかについて話す場ではない。選挙に立候補するかどうかは市長の公務に含まれていない」と述べ、明らかにしませんでした。
また、会見では、インターネットの動画サイトに投稿する一方、記者クラブが再三求めた会見に応じなかったことにも記者の質問が及びました。
これについて秋葉市長は「私の考えを正確に伝えられるものとして選んだ。仮に記者会見をしてもテレビや新聞では、インターネットの動画サイトのように発言すべてがそのまま伝わることはまずないからだ」と述べました。
一方、原則として毎月２回開かれてきた定例記者会見に１月は１回も応じなかったことについては「１月は、退任表明をしたことの余波などで、非常に業務が増えたため忙しかった」と述べました。

02月05日　12時22分

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