大相撲八百長疑惑で問題のメールを送受信していた十両清瀬海の師匠の北の湖親方(元横綱北の湖)は4日、弟子の処遇について「特別調査委員会がどういう判断をしても、真摯(しんし)に受け止めるしかない」と話した。
清瀬海は昨年5月の夏場所後に、暴力団観戦問題で閉鎖した木瀬部屋から北の湖部屋に移籍。同親方は「メールは去年の5月で、その時は木瀬親方(元幕内肥後ノ海)が師匠だった。当時のことは知らないので、木瀬親方を通じて(特別調査委の面接調査に)呼ばれたらきちっと対応するよう伝えた」と明かした。千代白鵬は引退届を提出したが、清瀬海については「引退とかそういうのは聞いていない。本人も木瀬親方も申し訳ない、と言っている」と説明した。